聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

生きているのが花

画像出典:皺を刻もう

 

題名は失念しました。詩人田村隆一氏のある作品の一部分にこんなのがあります。

 

「生きているのが花 そう言ったお前  お前はあっちを向いたままだ」

覚えているのは、たったこれだけ。

また多分、前にも後にも、もっと長かった気がする。それに、本当にこの通りのフレーズであるかも少し心もと無い。わたしが高校生の頃に図書室で偶然に見かけた本の中にそれはありました。

 

「あっちを向いたままだ」とは死んでしまったという意味でしょうね。思うに田村氏はこの時人生において、死んでしまった妻を想い寒々としてた孤独であったのかも知れません。

 

生きているのが花。そう、やっぱり人は生きていてこそそこに意味があるのでしょう。どんな理由があろうと死んでしまっては、もう一本の惨めにしおれた花ですらない。

 

生きていると、辛い、寂しい、悲しいなど様々な惨めで不幸に思える時はあります。そのことの方が良いと思えることよりはるかに多い。けれども、それが永久に続くと思える時でさえも耐えて生きていれば、それも懐かしものとなる時がきっとくると田村氏の妻は言いたかったのかも知れません。

 

そして生きていてよかった、もう少し生きてみようと思える時が来る、花と咲く時もある信じて生きてね、とも。

 

 

生きたくても生きられなかった人の反対側に、死にたくても死ねない人もいる。人生はまさに皮肉で混とんとしているけれど、生きてりゃそれはめっけものというものです。神に生かされていると思って生きることとしよう。

とわたしは思いたい。

 

■ 幸せなこと

しかし、一生の内に一度も死にたい、死んでしまおう、と考えたことがない人は相当な幸せ者という他はありません。これには少し皮肉も含んでいますが、どんな困難があっても、それを克服するために手段を選ばない、とか、犯罪にすれすれや少し染めても断固生き抜くという人もいる訳で、褒められたことではないものの、それはそれで死ぬよりは良いのかも知れませんね。

 

■ 大した理由がなくても

死ぬことは思い詰めてそれが昂じてそれに至ることもあるけれども、何かフッと「死のうかな」と突然に脳裏に浮かぶ事もあります。

それは、全くの突然の事である事で死のうと思った本人すら驚くことすらあります。

 

心に死の影が差すようなら誰かに相談したり打ち明けたりすれば良いのかも知れない。けれども、それが出来る内は本当に死ぬ気はないのだと思う。もし、その気であるのなら相談する筈がないし、してもしょうがない。それに突然に自殺が思い浮かんだならその時間さえもありません。

 

死のうと思う時の気持ちがどんなものかは、本人以外に知る由もない。しかし、それは死ぬ理由が大したものでもない時だってある。

『こんな歳になって、俺は何をやっているんだ?今のままの生き方がずっと続くのか?』

 

と疑問が浮かんだり、

 

『俺がたとえ死んでも、妻や子は少しも困りはしない』

と思った時であるかも知れません。

それは、他人から見れば実に些細で他愛のないことに思える事かも知れないのです。他人に相談なんてとても出来るような理由ではないのです。

 

ただ、死のうと思う人は外見とは裏腹に、誰にも心が繋がってはいないという砂を噛みしめるような「孤独」であると思う。この孤独だけは殆ど耐え難い。

2022年12月からETC車載器が一部使えなくなる

画像出典:どらプラ

 

YouTube動画をよく見ます。

時々、別に興味がある訳ではないのに、ポツリと割と有益に思える動画がどうしたことかリストに上がっていることがあります。今回もそうでした。それが冒頭の通りETC車載器の記事だったのです。

 

そこで本日の記事は、冒頭でも書いている通り、

 

「2022年12月からETC車載器が一部使えなくなる」

です。

勿論、例外がありますので、自分のETC車載器が使えなくなるかどうかを確認する必要があります。が、車載器の製造年月日が2001年から2002年製の物に限定されておりますので、これを外れていればまずは一安心です。が、念の為に確認をお願いします。

この記事の動画は下記にリンクを貼っておきますので、詳細を見てください。

 

2022年12月からETC車載器が一部使えなくなる。知らないと罰則に。あなたのETC車載器は大丈夫? - YouTube

 

また、これでも納得がいかない場合は、動画以外のネット記事でも、数多くの記事が出ていますので直ぐに確認できます。そのうちの一つを下記に載せておきます。

 

ETC2022年問題発生。ご使用のETCを今一度ご確認してください。 | 車購入のお役立ち情報カミタケマガジン

 

 

■ わたしの車

わたしの車は、何度かこのブログでも書いた通り、現在は2004年製造の中古車です。その前の車は1992年(平成4年)製の物でした。買った時は2.3万キロでしたが、手放した時は16万キロに達していました。ETCは2000年頃に付けました。それを、今の2004年製の車に乗せ換えたものです。

 

わたしは、この動画を見て不安が脳裏を横切りました。2022年の今年12月には使えなくなるかも知れない・・・。

 

それで、ネット記事を探して確認したところ、ETC車載器のメーカーが三菱製であり、三菱製はすべてのETCが2022年12月以降も問題なく使えるとのことでした(三菱のホームページで確認)。一安心です。

神がかりな発言

 

 

画像出典:@SAKUちゃん


世の中には、神がかり的な発言や行動で人を恐れさせたり盲信させたりすることが出来る人がいます。四柱推命とか手相とか占星とかの占いもその一つですね。

 

わたしの知る人の中にはそういう事が可能な人が、これまで一人だけいました。直接の知り合いではありませんが、どこか上場している大手の建設会社の役員の娘さんであったと記憶しています。

 

しかし、二十数年の前のこともあり、名はおろか姓すら覚えてはいません。しかもわたしはこういう人を疑わしく感じていたこともあり、それ程に気に留める事もありませんでした。

 

ちなみにその役員の娘さんは、当時二十代半ばの若さであったと記憶しています。

 

 

■ 神の声が聞こえる

話に依ると、この娘さんに対して、神のお告げがあるというのです。もちろん本人にしか解り得ないことなので、それを周囲が信用することの是非は託すしかありません。そのお告げと言うのはこうです。

 

神からのお告げの「神」とは奈良時代の高名な○○天皇だというのです。このへんで、その手の話に眉唾にしか感ぜられないのが一般的でしょう。

『へえ、○〇天皇?へえー。よく分からんけど凄そう』

というのが大方の反応。

『それで、その天皇がここを掘れとお告げがあるというの?』

半信半疑に聞き返すしかありません。

 

しかし、そのお告げどおりにすると、地中から歴史的に重要な遺物が発見が出来てほぼお告げの内容と同様のものだったということでした。しかし、テレビや新聞で報道された記憶はわたしにはありません。

 

その遺物がなんであったかは詳しく教えられたことがあったけれど、金目もものではなかったことは確かです。もし、黄金とか宝石であれば記憶に必ず残っている筈ですから。

 

■ 次のお告げ

次にもお告げがありました。この時は先に書いたように歴史的な遺物が発見されて3ヶ月程した時のことで、盛夏の頃であったと思います。そこは水田の中で、稲と取り入れ後に試掘するということで秋まで待ったのでした。

 

そして、時は来て試掘を行いました。結果は、幾つかの遺跡は出てきたものの、歴史的な価値と言える程のものは含まれず、幾分お告げの真贋が疑われる結果となりましたが、何一つ出なかった訳ではなかったので、無残に終わった訳ではありませんでした。

わたしなどは、「それ見た事か、怪しい話」酷評して溜飲を下げたものです。

 

 

■ 次のお告げ

それでも、何かしらの歴史的遺物は出たので、この娘さんのお告げを聞くことが出来る能力を、疑わずにいる人もいました。それが、その娘さんの父親である上場建設会社の役員の知り合いでした。

その知り合いが和菓子店を営んでいたところ、年々客足は衰え始めてきていました。現存の店舗から新しい場所に新しい店を建築して、出直しを図ろうと考えていたのを相談に乗ったようです。

そこで、娘さんに新店舗を構えるに相応しい土地の選定に神のお告げを依頼したらしい。

 

 

■ 新店舗の立地のお告げ

京都市にあるある有名な公園の入り口辺りを選定の○〇天皇のお告げが出ました。迷うことなく、この和菓子店はそこに小さな店を開きました。わたしも一度、訪れた事が有ります。小売りのショーケースの外に、数組のテーブルがあり、和菓子で小休息が取れるしゃれた和風の空間がありました。

 

過日、そこの前を車で通りがかりにその店を一瞬でしたが外から伺う事が出来ました。盛業かどうかは不明ですが、まだ店が畳まれた様子はありません。おそらく、このコロナ禍でも生業は続けて行けているのでしょう。神に守られていると信じているのかも知れません。それが、店を続けて行ける原動力となっているのかも、と思ったりもします。

 

その後の、娘さんの消息は上場建設会社の役員であった人と疎遠になり、知れません。いつまでも神のお告げが聞けるものなのかは分かりません。もっと知りたい気もしますが、この手の話がいつまでも続くとも思えず、他の知り合いにも聞かず仕舞いとなってしまいました。

 

ロシアウクライナの現状と今後

画像出典:sakisiru

ロシアのウクライナ侵攻は理由が何であれ独立国家の主権を踏みにじる侵略行為です。これは国際法違反であることは、誰しもが認めるところです。自国を防衛する戦いをするウクライナにも国際法上の自衛権という権利があります。

 

しかし、此処に至った事態を一方的にロシアを批判するのではなく、もう少し冷静に双方の取った行動を考えてみる必要は有るかと思います。

 

 

■ ウクライナは戦争開始回避の努力をしたのか

ロシアが政治と軍事で欧米から中立の立場を取ってくれることを要請していたのに十分な対話を取らないまま、突っぱねた事にも問題はあります。中立を守ることがそれ程困難な事とは思えないから。

 

それに侵攻が始まるまで最後の最後まで対話をして、ロシアを思い止まさせる努力をしていない。

むしろ、アメリカやNatoから軍事顧問や軍備品のテクニカルアドバイスを受けるなど、臨戦態勢を整えていました。戦闘機を温存するために、基地から移動して隠すことも行っていました。

これらは、アメリカやNatoの後ろ盾の約束があったから行ったことで、そうでなければ軍事力ではウクライナは到底及ばない差があって、ロシアの要請を突っぱねることは出来なかった筈です。

 

 

■ 欧米の後ろ盾

欧米とウクライナのゼレンスキー大統領らはロシアが本当に侵攻してくるかは、おそらく半信半疑であったと思われます。しかし、ロシアは毅然と行動を起こした。

 

その時であっても、まだ対話の余地はあって、ロシアの侵攻を止められる余地はあったでしょう。

 

それをしなかったゼレンスキー大統領には、ロシアとの交戦で自国民の多くが死に、傷つき、自国の国富である建物やインフラが大きく棄損する懸念があっても、敢えて抗戦する道を選んだと考えたととるしかない。

それは、欧米からの軍事援助があると踏んでいたからで、あわよくば欧米が参戦してくれるかも知れないと考えていたでありましょう。

 

 

■ プーチンの戦術核の発言

しかし、その目論見は、プーチン大統領の戦術核の使用の可能性発言で一挙に霧散しました。アメリカは、核保有国とは交戦しないとへっぴり腰になり、Natoは青ざめた。

 

その後は、専ら後方支援の黒子対応でしかなかった。ゼレンスキー大統領は、欧米のこのような対応を強く批判したけれども、今となっては遅い。大体、安全保障条約をどこの国とも結んでいないウクライナには大きな見込み違いがあったというしかない。

 

安全保障条約を結ばずのウクライナに軍隊を送ればそれは、国際紛争に発展し収拾は殆ど難しくなる。アメリカもNatoもロシアと今は戦うことはあり得ません。アメリカもNatoにも自国をロシアから攻撃されているわけではないのだから。

 

ゼレンスキー大統領は、もっと効果的な軍事品をよこせと言い続けている。ドローンや戦闘機、戦闘ヘリなどを。しかし、これをアメリカやNatoが要求に充分な供与すると、ロシアは本気で小規模な戦術核を使う可能性は十分にある。

 

 

■ まずは、西欧へのガスと石油の供給停止

戦術核は最後の最後まで温存するでしょうけれども、西欧へのガスと石油の供給停止は小さな国から始めるだろうし、始まってもいます。それは侵攻前に予見できたことで、欧米はこの戦いをそれでも進める決断をしました。欧米にロシアの供給停止に対する対応の目算があってやったことであった筈です。

 

しかし、そんなものは実際には何もなかった。おそらくはプーチン大統領ウクライナに本当は侵攻しまいと踏んでいたに違いない。ところが、侵攻は始まってしまった。ロシアに天然ガスなどを大きく依存しながら、敢えて危ない橋を渡った訳です。これは欧米の明らかな見込み違いであり、失策です。

 

ロシアはこれ以上ウクライナに肩入れを欧米がするなら、相応の覚悟をしろと恫喝をしているので、輸出で外貨収入の道が閉ざされても、ガスや石油の供給ストップは行うでしょう。

 

供給ストップはロシア依存の高い小国にはダメージが大きい。経済が立ち行かなくなるのは目に見えている。そして、同じNatoの国に泣きついたとしても、どこも似たようなもので誰もそれを助けることは出来ない。おそらく、Natoの結束を切り崩しにロシアは出ている。その手は、至極当然です。

 

小国から、欧州随一の経済大国ドイツにもいずれその手口は及ぶ。エネルギーの30%超えるロシア依存のドイツは、今でも苦境に立たされています。これは、自らがロシアに制裁を科すという意味あいでの輸入規制で生じたものですが、ロシア側から全面ストップとなれば、その経済的影響ははかり知れません。

今まで、日本よりはるかに平和ボケして、守銭奴のようにお金をかき集めていたドイツも、それを吐き出すしかない時が来たようです。

 

さて、ロシアが戦術核を使う前に、捨て身の天然ガスの供給ストップの札を切れば、欧州の結束は崩れるしかないかも知れない。しかし、今更にウクライナから手を引くことも出来ず、盟主アメリカに泣きつくしかないでしょう。

 

それにしても、ロシアへのエネルギーの依存度がこれ程高いのに、ウクライナの後ろ盾になったのは、ロシアを甘く見過ぎていたからに他なりません。

 

 

■ 欧米にはウクライナを助ける義務と責任がある

欧米にはウクライナの後ろ盾となっているのであり、戦いの終結まで援助し続ける義務と責任があります。ウクライナにどのような被害が累積しようとも、終戦復興までを、完遂するところまで援助することとなるでしょう。

それでも、失われた人命は戻ることはありません。そもそも、欧米がこれ程にウクライナに肩入れをする根拠は、殆ど無かったのです。

 

 

■ 日本は欧米と立場が違う

日本は、ロシアの主権侵害行為を認める訳には行きません。見過ごせば、現状で北方領土を不法占拠しているロシアの行為を認めることになるからです。そして韓国の竹島の不法占拠も。韓国がロシア批判を渋る理由はここにあります。

また、ウクライナの民間人の多数の犠牲者から目をそらすことも出来ません。

 

それ故、欧米と部分的に共有と協調を取ることは必要でしょう。また、人道的援助も無くてはなりません。

 

しかし、欧米と日本とは基本的に立場は違います。欧米はウクライナの後ろ盾であり後見人です。この戦いはこの両者が始めた事です。そこに第三者的な立場の日本が前のめりに入り込んでロシアを必要以上に刺激する必要はありません。

 

ロシアの政治経済的な弱体化は日本にとっては朗報です。ここは、少し距離を置いておくべき時です。もし、ロシアが弱体化すればロシア自身の戦後の復興で北方領土などの解決が比較的容易に行く可能性もあります。あくまで可能性ですが。

 

 

■ ロシアが弱体化すると

ロシアがこの戦争で弱体化することは疑いの余地はありません。

その場合、北朝鮮が影響を受けるでしょう。

戦争終結後は、欧米は今度は中国に目を向けることでしょう。中国は現状で国土と主張している凡そ半分は不法占拠していることは案外知られていません。中国が、ロシアを非難しがたいのは、このためです。そのためにも、ロシアの弱体化は日本にとって非常に望ましいし、次に来るであろう中国へのアメリカの弱体化にも日本は利益の方が大きい。

 

■ 総括すれば

しかし、ロシアウクライナの戦いがどのような結末になるかは、全く見通せません。世界中がロシアを非難しているのは人道上の事であって、中東やアフリカ、東南アジア、中南米は交戦自体には非難はしていません。

それ故、世界中がロシアを非難している訳ではないのです。

どのように終わろうとも、核が使用されることは避けねばなりませんし、プーチン大統領以外のロシアの軍や政治の中枢部の人達には、それを阻止する理性は残っていると思いたい。

そして、プーチン大統領が核を実際に使用する決断を下した時、多分クーデターが発生し、彼は失脚することになるでしょう。

 

道路の行先表示に思うこと

画像出典:国土交通省

車に乗っていて、時々道路の行先表示に書かれているローマ字表記に疑問を持つことはありませんか?。道路の行先表示とは、上の画像の様なものです。

この画像では一番上には行先として「東京」が挙げられていてその下に「Tokyo」とローマ字が見えます。

日本人は「Tokyo」と書かれていても普通に「とうきょう」と呼びます。それは、「東京」という言葉が既に日本人に摺りこまれており、たとえ「Tokyo」と書かれていてもそのように呼びます。

 

同じように兵庫県の県庁所在地である「神戸(こうべ)」がローマ字表記で「Kobe」と行先表示の漢字の下に打たれていたとしても、これも「こうべ」と日本人なら呼びます。

 

しかし、外国の人から見れば、漢字よりその下のローマ字を見ますから「東京」は「トキョ」と読む。「ウ」がない。まあ、それでも東京は有名都市であるし、それでいいのかも知れない。しかし神戸なら「Kobe」を「コベ」と外国の人が読んで場所を聞かれても、日本人がそれが神戸であると直ぐに分からないに違いない。

『コベってどこだ?コベ、コベ。ああ、神戸か』

といった具合になるでしょう。

 

 

■ 東京オリンピック

昨年に日本で行われた東京オリンピック。開催地が決定する場面は、テレビでもネットでも散々に放送されたので大抵の人は一度は見ているでしょう。2013年9月8日は国際オリンピック委員会(IOC)の第125次総会で、2020年夏季五輪開催都市が東京に決まった瞬間でした。

 

封筒から書類を出して、読み上げる委員会の人。

『tokyo』

と封筒の中をの決定地の紙を会場に示しながら、言いましたね。オリンピックが日本開催となって誰もが喜んだのですが、わたしはそれを発表した国際オリンピック員会の男性の

『トキョ』

の発音が、気になりました。「ウ」が抜けていたからです。しかし、これは発表した男性が悪いわけではありません。日本人が読んでもtokyoは「トキョ」となるのですから。

 

神戸も「コベ」でしょう?日本が付けたローマ字でありながら、もっとうまくつけられなかったのかという思いがします。外人でも「トウキョウ」と発音できる人もいますから、そういう表記にすれば良かった。

確かに文字数が少なくて済むし、外国の人なら「トウキョウ」より「トキョ」の方が言いやすいのかも知れないが、未来永劫に続く読み方であれば、筋を通しても良かったと思うのですが。

 

 

■ Googleの翻訳ソフト

Googleの翻訳ソフトに東京を日本語に入力し、訳を英語にして、それぞれの左下のスピーカーのアイコンをタップすると、日本語のわく下のスピーカーアイコンでは、

「とうきょう」と女性が日本語の発音をしてくれます。

『おお、とうきょうだ』

と、一瞬感激するけれども、その女性の発音が何とも面倒臭げ。いやいながらに発音しているようにしか聞こえない。もしくは投げやり的。一方、右の訳のわくでは、英語。こちらも別の女性であるが、

「トキョウ」と発音している。

その発音は、トキョウ」というより、アイドルグループの「TOKIO(トキオ)」を「ときお」と発音するに近い感じがする。

 

どちらも、素直に笑える。暇があれば試して欲しい。

まあ、日本語の母音は発音しにくいのかも知れないが、日本で外国の人から地名を聞かれて分からないのも情けない。

古い車に乗るしかないのに負担増だなんて

 

 

画像出典:ネクステージ


現在わたしの乗っている自家用車の古さは、相当なものです。2004製の大手国内自動車メーカーのワンボックスカーで排気量は2000㏄。古くても、走りに不満は多くはありません。

 

過日後ろから横断歩道で一時停止中に追突され、修理入りした車の代車に乗ることがありました。こちらは2000年製の同じ車名でしたが、わたしの車とは大違い。

 

一番の差を感じたのは、ハンドル。現在のわたしの車から比べれば2000製は異様に軽い気がしました。軽すぎて拍子抜けがすると同時に、何だか頼りない気もするのですが、ハンドルが軽いと運転がし易いのは間違いありません。極論を言えば、人差し指をもってしてもハンドルが切れる程でした。

 

それからひと月あまり、代車の利用期間が経過して、古いわたしの車が戻って来てました。懐かしく乗ってみると、ハンドルがやたら重いのが情けなかった。その時新しい車は良いなと代車が恋しくなったりして、買い替えたい気が暫くの期間頭から離れませんでした。

 

しかし、所持金を思うと諦めるより他はなく、また古い車にも慣れが戻って来ていつしか、こんなもんかいなと思いながら運転をし、諦めもつきました。

 

それ以外に車に特に不満はないのだけれど、古いので遠出して、そこで故障したら戻って来れそうにもないのという一抹の不安が常にあります。自動車の点検というか、オイル交換はきちんとしているから恐らくはエンジンがどうにかなるということは、多分ない。

 

しかし、足回りやハンドル周りには新車では聞けないような不気味な音がすることもあるし、思ってもいないところでフロントパネルに警告灯が付くことも稀にあるので、気が休まらない。警告灯は致命的なものではないのだけれど、アンチロックブレーキを強く瞬時に踏むと付くことが時々出るようになりました。停車してもう一度踏めば解消します。

 

 

■ 新車と経年車の税の違い

低収入の人は、たぶん古めに車がなっても買い替えずに騙しだまし乗っていることとなるのが一般的であろうかと思います。また、新車ではなく中古車を選ぶのも多かろうかと思います。

 

車検ごとに新車を買い替える人はお金持ちと考えて支障がなく、10年や13万キロと乗る人は、お金持ち以外の人であると言って大きくは間違いはありません。

 

お金持ち以外の人は、お金の節約の為に買い替え期間を長くとることになるというのに税制上はお金持ち優遇となっているのには、釈然としません。環境に良くないとか、燃費が悪いとか、理屈はあるのでしょうが。

 

下記は有名な中古車販売店である上場企業のネクステージのホームページからの抜粋です。わたしの乗る2000㏄のワンボックスカーに当たる部分をで囲みました。

 

わたしの車は2004年製ですので、無論表中では左側に当ります。

 

画像出典:ネックステージ

 

自動車税の目安です。無論わたしの場合は表中右側に当ります。

画像出典:ネクステージ

 

 

次に自動車重量税です。無論私の表中の右端に当ります。税金はエコカーの倍額です。エコカーが買えないから古いのに乗っている訳です。ちょっと、ECO贔屓が過ぎませんか。

画像出典:ネクステージ

 

■ 運転が荒いわたし

わたしは新車というものを買った事が有りません。お金がないのも事実ですが、それ以上に運転が荒いというかいい加減なので、バンパーを凹ませたり、車体に細かな傷を付けたりということがよくあります。

そうすると、家族が

『お父さんは一生新車は無理。買ったその日からその日から傷だらけ』

それは言い過ぎだけれど、中古ではあんまり気にしなくていいので、中古でもいいけれど、税金だけ何とかしてほしい。

スマホとパソコン

 

 

画像出典:ライフハッカー


ツイッターなどを見ていますと、スマホは得意だけど、パソコンは苦手だ、という人が相当な数で見かけます。確かに、わたしの娘などもその口です。

 

しかし、仕事となるとやはりスマホで済むことは多くなく、パソコンへのスキルは絶対に必要であろうかと思います。

 

逆にわたしはスマホは苦手です。娘が片手で器用に文字入力を素早く打つのを見ると、感心せずにはいられません。まず、片手で親指があれほど器用に素早く動かせることに感動すら覚える。

わたしには、それがまるで手品のようにしか見えない。どうしたらそれ程うまくなれるのかコツを教えて欲しいと頼んだ事もありました。が、要するに慣れなのです。

 

 

■ スマホで出来ることはパソコンでも可

しかし、仕事柄パソコンが殆どを占める現状では、スマホで出来ることはパソコンでも可能なので、ついつい得意なパソコンを使ってしまう。パソコンなら、娘にも負けることはないと自負がある。パソコン歴は長いので。

 

 

■ スマホとパソコンの違い

スマホとパソコンの違いは、例えていうならバイクと車の様なものです。

バイクの機動性に車は叶いません。しかし、物量をこなすには、やはり車でなければ追っつかないということになります。どちらにも、持ち分があって、それをうまく使いこなせることが大切です。

 

またパソコンは、スマホの様な携帯性はありませんし、スマホはパソコンの様な大容量をこなす速さを持ち合わせていません。ここはうまく融合して得意分野を連携して使用出来たら、鬼に金棒なのでしょう。

 

 

■ しかしスマホはやっぱり苦手

それは、例えばあるメールソフトで娘が出先からメッセージを送って来た時、わたしがパソコンの前にいたなら、パソコンから返信するので、返しのメッセージも素早く返すことが出来ます。

 

しかし、わたしも手元にスマホしかないとなると、向こうからのメッセージ一つに

『うん、メンドクサイな!』

などと、四苦八苦して打ち込んだ返信が、あっという間に返って来て、またそのメッセージに手こずるという塩梅で、この時は

『電話してこんかいな?』

と思わず愚痴がでる。

 

それならと、音声入力にすると、例えば

「、、、お願いします」

と入力して、句読点に「まる」を打ちたいけれど、それを音声入力で

「、、、お願いしますまる」と言っても「。」は付かない。

それは、「、」でも同じである。

 

まあ、これさえ簡単に出来れば、もっと使いこなせる気がするのですが。

満遍なく投資をする

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画像出典:スルガ銀行
特定の投資を進めているわけではありません(筆者)

ロシアの天然ガスや石油などに大きく依存して来た欧州は、ロシアのウクライナ侵攻によって経済制裁の名のもとにこれらの天然資源の輸入を規制したが結局、自分たちも返り血を浴びることになりました。一番エネルギーのロシアに依存しているのがドイツ。

 

「ドイツは2020年に、石油34%、天然ガス55%、石炭45%がロシアからの輸入だった。特に、天然ガス国内需要の9割以上を輸入に頼り、加えて輸入の半分以上をロシアに依存していることになる。」(2022/03/22のジェトロの記事)

 

ロシア一国への依存度が高すぎますね。

ここで大切なのは、エネルギーを外国に頼るとしても、一国に偏らず分散しておくことです。また、ドイツのように原発を捨てて、天然ガスにのめり込むように傾倒してしまった事も大きな失敗でした。

多様な電力を万遍なく取り入れておれば、有事にここまで慌てふためくこともなかったでしょう。天然ガス火力、石炭火力、水力、バイオマス、太陽光力、風力、波力、地熱力など分散を怠る事無く投資しておくことが大切でした。

 

■ 我々庶民も

そして、わたし達の生活においても同様です。こんな記事がありました。

financial-field.com

こういう記事は非常に多く見つかります。

バブルの頃には裕福に暮らせていたのに、ちょっとしたきっかけで生活が苦しくなり始めたというものです。バブルの頃の生活から時代にそくしながら変化し得なかった人たちは、その後の長いデフレの中で、身ぐるみを剥がれるように、財を喪失し続けてきています。

60歳にもなれば年金暮らしで行けると思っていたものが、さにあらずというような事態に嵌まり込んでしまっています。

 

お金がなければ、この記事の様に働くしかありません。生きているためには働くしかありません。こんな筈ではなかったという思いだけが残っていることでしょう。さすがに月5万円は辛すぎます。

 

 

■ 若い頃から投資を

収入には大抵の家庭が、お父さんの稼ぎだけに頼らず、お母さんも一定の割合で稼ぐ道を付けて置くことが大切です。勿論、現状の日本の家庭は大抵がそのようになっているようです。また、老後に貯金が無く、年金が5万円というような、行き詰まりにならないように、早くからお金を育てておく必要があります。

 

お金のことを言うと、日本人は厭な顔をしますが、しかし、裕福であり続ければその余裕も見せることが出来ますが、5万円の年金だけとなれば、見栄もへったくれもありません。そうことにならないように、自分の老後をどのようなお金で暮らすのか、道筋は付けて置きたいものです。

 

お金が育てて大きく成長させるには長い年月がかかります。

僅か数年で博打うちの様な手法で多大なるお金を手にすることは、余程の幸運が無ければあり得ません。

 

国内外の株式や国内外の投資信託、国内外のリートに少しづつ何十年か先を見越して年率6%のリターンを目指して投資して置くことは、ちまちまとしたやり方ではありますが、一般人が将来に備えるには、限りある方法のひとつです。最終6%は、これまでの投資会社のどの投資会社の投資の実績で成し得ている既定事実です。自分が働ける間に、これに乗っかってお金も育てていく必要があります。

 

分散し出来るだけ、一つの投資を集中させないことが大事です。最初の頃はわたしも集中投資をしておりましたが、少し小銭が貯まると分散投資を始めました。これから先、どんな事があるか知れませんので、貴金属などの投資も月づき少額で初めても良いでしょう。

 

勿論、お金儲けの才能が秀でている方には、この限りではありません。

 

 

 

 

寝夢を見る人はボケない

 

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画像出典:元町接骨院


友人と四国に旅をすることがありました。まだ、連絡橋がない頃の話です。

四国には、フェリーで渡るしかなく、兵庫県の明石から夕方に乗船しました。客室は無論2等室を選択しました。薄暗い居酒屋の「小上がり」の様な畳敷きの上に、各々が雑魚寝するもので、自然災害などの避難所の様な塩梅。

わたしはまだ若く、慣れてはおらずとても易々とは寝付けません。

 

船の揺れと絶えず人の行き来やざわめきがあって、フッと寝落ちすることはありましたが、殆ど数分とは続かず目が覚めてしまいます。友人も同様の様でしたが、わたしよりは神経が図太いのか、夜明けの到着まで時間に余裕も手伝ってか、夜半までには眠りに落ちてかすかなイビキもかいていました。

 

わたしは、尚も寝付けず海を見に言ったり、船首船尾を徘徊して時間を潰しておりました。

 

薄暗い室内で良く寝ている友人の顔を覗き込んでわたしはハッとしました。彼は目を開いているではありませんか。しかも、薄眼ではなく、しっかりと開いているのです。わたしは、あっと声を上げそうになるのを押し殺しました。深夜になり、辺りも静かになり、殆どの人が眠っているようです。

 

友人はしかし、目を開いて寝ているようなのです。そして、開られた眼は、グルグルと一定の調子で回っているのです。それまで、わたしはそうした人を一度も見た経験がなく、薄気味悪く眠気はすっ飛んでしまいました。

翌日、そのことを友人に告げると、

『ホンマ?へえー』

と他人事に様。わたしのことばを信じられないのか、既にわたし以外の人から指摘されていて得心していたのかは分からないけれども、気にも留めません。

 

本人が驚かないのにそれ以上わたしが騒ぐのもおかしなことで、その話はそれっきりでしたし、旅の途中でもわたしは、彼より早く寝、遅く目が覚めて同じ体験をすることもありませんでした。

何時しか、忘れていたのですが、

数年前でしたか、ある有名な女優さんが結婚された後で、自分が目を開いたままいつも寝ることを告白されているのを目にして、他にもそういう人がいるのだなと友人を思い出しました。眼球がグルグル回っているかどうかは、明らかにしませんでしたが、夫君は最初びっくりしたことでしょう。

 

 

■ 夢を見る人はボケない

寝ている時に眼球がグルグル回っているのは、夢を見ている人の特徴だそうです。それが「レム睡眠」と呼ばれるものだそうです。友人や有名な女優さんのように、目を開けて眠る人は眼球がグルグル回っているかどうかを見れば、ボケないかどうか分かりやすいので、少し気持ちは悪いが分かりやすい。

 

わたしは、毎日のように何かしらの夢を見ます。もっと若い時は、同じ夢ばかりを見ていましたが、今は、色々な夢を見ますが、どれも辻褄が会わないものばかりで、人に話すことも出来ませんが、割と楽しい夢が多くなりました。

 

妻は、夢を見るようなことは年にあるかないからしい。そうすると妻は先々ボケるのかも知れない。それは厭だなとおもう。

 

尚、夢を見る人はボケないという記事は下記に寄りました。

「夢」を見ない高齢者ほど「認知症」に? 「レム睡眠」が認知症リスクのカギ (2017年9月15日) - エキサイトニュース

 

 

 

外出時の食事

画像出典:ダイヤモンドオンライン


休日に車でどこかに家族で出かけると、昼食が外食となることが我が家では殆どである。

その場合は、回る寿司店、ラーメン、ハンバーガーやうどん、あるいは牛丼、更には格安洋食店などの大手チェーン店とほぼ決まっている。



外出が頻繁になる時には、これらの店はローテーションとなる。つまり、前々回、前回はどこそこだったから、今回はここにしようという塩梅。

 



 味と出費額が想定できる

これが、出先の初めて入る店であれば、入店してからでないと値段が知れないことになりがちで、メニューの低価格品に好きなものがあるかどうかも知れない。わたしをみて妻が財布状況を不安がる。



また、店の前に車を止めて、店のサンプル品や画像入りのメニューの商品の値段を見て、予算に合わないと立ち去るのも、見っともないと思うし癪でもある。それでどうしても、心にも財布にも気心の知れた、冒頭記載のチェーン店となるのは、我が家には致し方がなく、お決まりのことでもある。

 

 無料のトッピング

それらのチェーン店で、例えばうどん店にあっては無料のトッピングにネギや天かすなどがある。関西人は「えげつない」と言われるのは、このトッピングを法外に掛けることらしい。



例えば天かすを、うどんやだし汁がまるで見えない位に掛ける、あるいはそれが小高い山のように聳(そび)えてしまう位に掛けるなどである。ねぎの量も無料なのだから半端なくかける。ネギと天かすが山の連峰になるように掛けることがあって、家族の多大なる非難を受ける。



また、牛丼店では大盛を注文する時は、

『汁(つゆ)だくで』

などと言う。汁だくとは、勿論「汗だく」をもじったものである。それを言わないと汁が混じらない白米だけの部分も目立つのはいかにもあほらしい。更には、紅しょうがを、牛肉の量に劣らない程かけるのも、無料だから。妻や娘は人目を気にするけれど、わたしは一向に構わない。



 

 確かに

その傾向は、関西人に多く見かける。そしてわたしも関西人なのだ。

『なに構うものか。これで店の経営が傾くはずもないじゃあないか』

と思うから。



順調にうどんをすすり終わり、だし汁だけになって、それを何度かすくって飲んでも、天かすが残り、最後まで液面下が見えないまま、未練たっぷりに返却口に戻すというようなことは、大抵の場合である。



 

 回る寿司店

回る寿司店でも、無料のガリガリ寿司と称して沢山食べることも、こちらはたまにある。上のネタを先に食べてしまって、残された銀シャリに乗せて食べるのである。これも、あきれ顔の家族の非難の視線を感じる。



『次の人の分が無くなるでしょう。それより第一にはしたない』



その指摘は分かる。程度があるだろう。ガリは辛いしちょいと口直し程度でいい筈である。

しかし、結構いい歯ざわりや酸っぱさもあってついついとなる。

 

これまで書いた通り、外出先で有名店や人気店に寄りたい気はあるが、懐が年中寒い我が家は後ろ髪引かれる思いでやり過ごすこととなる。