聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

キャバクラ「夜の店つぶすのか」

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画像出典:歌舞伎町ポータルサイト KABUKI町

キャバクラ「夜の店つぶすのか」 自粛要請拡大に嘆き

 4/11(土) 20:03配信  

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00000096-kyodonews-soci

 

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が、繁華街の接客を伴う飲食店などへの外出自粛要請の対象を全国に拡大する方針を打ち出した。「補償も一緒にしてくれないと」「夜の店をつぶすつもりか」。キャバクラ店やラウンジの経営者たちは異口同音に訴えた。(後略)

 

 

確かに、水商売の方の嘆きはいかほどでしょうね。気の毒には思いますが、健康あっての客、健康あっての店なので少しの心棒をして貰いたい。

 

しかし、キャバレーやスナック、ラウンジなどの浮き沈みは、このような異常事態でなくとも、他業種より激しくて多い気がします。新しい店が出来ては消え、消えたと思えば新しい店が開店する。「、、、に浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし(方丈記)」を連想させます。

 

我こそはと誰しもが思うのでしょうね。それがなかなかうまく行かない。やっとの思いで店が開店でき、知人や友人が来れたらどんなにかありがたい。ありがたいが、つい他店より安くせざるを得ない。

 

安くするとトントンか足が出る。それじゃ、知人や友人に客を紹介して貰えばいいのだが、それはそれで、紹介者の顔を立てねばならず、高くは取れない。

 

一般客の飛び込みも、乱立気味のこの社会では宝くじの高額番号を引くくらいの確率であれば、やがては行き詰ってしまう。こういう話はよく聞きます。

 

しかし、店は次から次へと出来る。そのたくましさは、他業種とは違うものがあります。

 

うーん、新型コロナによってそうした水商売の大御所みたいな店でも今は、足元が揺らぐことはあるでしょう。そして、多くの店が店を畳むしかないかも知れません。

 

しかしながら、新型コロナが収束すれば、またぞろ、雨後の竹の子のように店が開店することは間違いありません。なぜなら、そこへ行きたいという需要があり、かつ、そこへの人達の欲求が自粛要請で沸騰している筈だからです。

 

誤解を恐れずに言えば、たとえ新コロナウィルスに焼かれても、それを肥やしにして次から次へ新しい店が出てくるものです。現在の経営者は怒り心頭かも知れませんが、心配はないと思えるのです。