600人近い乗組員が感染確認の米空母 初の死者 新型コロナ
2020年4月14日 6時28分 ＮＨＫニュース
アメリカ海軍は13日、声明を発表し、600人近い乗組員が新型コロナウイルスに感染したことが確認されている原子力空母「セオドア・ルーズベルト」で、初の死者が出たことを明らかにしました。
声明によりますと、死亡した乗組員は先月30日に感染が確認され、グアムの海軍基地内に隔離されていましたが、今月９日に症状が悪化し、海軍病院の集中治療室に搬送されていたということです。
およそ5000人を乗せた「セオドア・ルーズベルト」ではこれまでに乗組員585人の感染が確認されていますが、死者が出たのは初めてです。（引用ここまで）（続きは、下記のサイトまで）
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200414/k10012385731000.html
世界中に新型コロナウィルスの感染が広がる中で、世界最強の軍隊を要するアメリカ軍でも感染が出ました。上記の「セオドア・ルーズベルト」の感染は大規模なものでしたので、記事として大きく取り上げられました。ここまで感染者が多いとさすがに隠し通せません。他国でも軍隊への感染はあると思われます。
アメリカ海軍以外ではフランスの海軍でも同様に感染が報じられました。海軍のような、閉鎖的な空間だと、感染はあっという間に広がるのは、豪華客船の感染からして想像に難くないでしょう。
他の国の海軍他、陸軍にも空軍にも感染はあると思いますが、何せ一国の安全保障に拘わる問題だけに、簡単には発表できないのでしょうね。統計上では軍人を含めているのなら、良い方でしょう。多分、含めていないのが実情かも知れません。
・仏空母、１０００人超陽性 新型コロナ、経路不明
時事ニュース 2020年04月18日06時02分
アメリカとフランスの海軍に大規模な感染があったと報じられている以外には、発表はありません。新コロナウィルスの発症の地である、中国が軍部に一人の感染者も出ていないと、高官の発言があったようです。
一人も？
そういう発表は、北朝鮮国内に一人も感染者がいないという発表と同様に眉唾物ではありますが、さりとて、その情報を否定できるだけの情報も持ち合わせていないので、事実は不明です。ただ、一人の発症もないとは、却って疑わしくはあります。
他の国でも、国内の感染者の救護作業を行っていることが多く、それなりの感染者が出ている筈です。
イランにおいて、10分に一人が新型コロナウィルスにより死亡していると報じられたのは、3月20日のことでした（ニューズウィーク日本版）。当時は、まだ感染者も千人超えでした。その時点で、こうなのですから、現状では現状ではもっと悲惨な状況でしょうし、軍隊にもそれは及んでいる筈です。
日本の自衛隊では、わたしの知るところでは3ー4人が感染したようです。
