聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

トイレでいきんだら左目がブチッ

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画像出典:pixaboy


 

「トイレでいきんだら左目がブチッ。視野が」…様々な不調につながる「かくれ便秘」を軽く見ないで

 

最近、吹き出物に悩んでいる」と訪れたSさん。20代後半で、毎日、会社からの帰りが遅いという。最近は、働き方改革により、以前ほどではなくなったそうだが、「仕事量は減っていないのに、『早く帰れ』と言われても大変ですよね」と世間話をする。

 左鼻の先と右のこめかみに赤く炎症を起こした吹き出物があった。今できているものは、何とか治りかけてきたが、同じ部分に繰り返しできるのがとても嫌だと言う。

 

顔の同じ場所に吹き出物 排便は週2回…

他人には気にならなくても、自分にはとても気になるのが顔の吹き出物だ。皮脂の分泌や毛穴の詰まりを改善する塗り薬と抗生物質の塗り薬を使ってもらうことにした。睡眠をしっかり取り、バランスの取れた食事をして、「便秘にならないようにすることも大切」と伝えた。

 するとSさんは、「どちらかと言えば少し便秘気味だ」と話した。排便回数を聞くと週に2回くらい、それも週末しか排便がないという。「苦しくないから大丈夫」と思っていたらしい。

 便秘症とは「本来体外に排出すべき (ふん) 便を十分量かつ快適に排出できない状態」である。2017年に便秘を診断して治療するためのガイドラインが出され、そう定義された。数値で示すのはなかなか難しい病気である。病気というイメージではないかもしれないが、食(体に入れる)と排便(体から出す)は、体を元気に維持するためにとても大切なことである。

 排便回数は本人が快適ならあまり気にしなくてもいいと考える人が多い。かく言う私も、若い頃はそうであった。つらくなった時だけ、「センナ」などの腸を動かす下剤を内服していた時期もある。しかし、今はガイドライン通り、便を軟らかくする薬をメインに内服している。家のゴミと同様、ためていいわけがない。

 

 (中略)

 
大腸の便とガスが胃を圧迫

実は、胃の不調を訴える若い女性の中には、少なからず「かくれ便秘」が原因となっている場合がある。女性には胃下垂の方が多い。胃下垂は病気ではなく、むしろ胃袋の伸びが良い健康な状態で、内臓脂肪の少ないお (なか) で生じる。

 胃下垂タイプの人は、食事をすると胃が骨盤の中まで下がりやすいため、ぽっこりお腹となり、もたれ感の原因となる。食べ物で膨らんだ胃は、大腸と押し合いへし合いしながら、お腹の中に収まっている。大腸に便とガスがたまると、それが胃を圧迫して、もたれ感となり、痛くなる。大腸に便をためないことは大事なのだ。

 

トイレでいきむと脳圧も眼圧も上昇

 

また、こういうケースもある。

 30代前半のMさんは、「便秘がとても怖い。体に悪くない便秘改善薬はありませんか?」と相談に来られた。伺うと、先日、トイレでいきんだ途端、左目にブチッと音がして(と感じたらしい)、その後、左目の視野の一部が黒くなって見えなくなってしまったという。

 驚いて眼科に駆け込むと、網膜剥離を起こしていた。幸い治療をしてよくなったが、「とても怖かった」と話した。トイレでいきむと、脳圧も眼圧もかなり上がるだろう。お尻の穴にもよくない。これからは決していきまないよう、排便のための適切な習慣に気を配ることをお勧めし、便を軟らかくする薬を処方した。

 自分で自覚していない「かくれ便秘」は意外に多い。肌荒れにお悩みの方や胃の状態がいつも気になる方、体のゴミ出しが重要なのも忘れないでほしい。(常喜眞理 医師)

 

 

 

題名の中で、「トイレでいきんだら、、、」の『いきむ』を『りきむ』じゃあないかと、最初におもわれた方もいると思います。そこで、両者は違うのかということだけ、まず最初に述べたいと思います。

 ① 「いきむ」とは(goo辞書)

 
② 「りきむ」とは(goo辞書)

 

の違いで、同じ意味になります。わたしはどちらかというと「りきむ」がなじんでいます。

 

さて、今回のブログテーマは「トイレでいきんだら左目がブチッ」ですが、この記事の中にある

大腸の便とガスが胃を圧迫

実は、胃の不調を訴える若い女性の中には、少なからず「かくれ便秘」が原因となっている場合がある。女性には胃下垂の方が多い。胃下垂は病気ではなく、むしろ胃袋の伸びが良い健康な状態で、内臓脂肪の少ないお (なか) で生じる。

 胃下垂タイプの人は、食事をすると胃が骨盤の中まで下がりやすいため、ぽっこりお腹となり、もたれ感の原因となる。食べ物で膨らんだ胃は、大腸と押し合いへし合いしながら、お腹の中に収まっている。大腸に便とガスがたまると、それが胃を圧迫して、もたれ感となり、痛くなる。大腸に便をためないことは大事なのだ。

 

の記事部分についてに注目しました。

 

我が子は頑固な便秘に悩まされています。何日も通じがなくやがては、それが昂じて胃痛などに発展します。まさか、便秘が胃痛に至るなんてあり得ないとわたしは考え、子には胃痛と便秘は無関係だろうなどと、胃痛が暴飲や暴食のせいだと非難していたくらいでした。

 

しかし、この記事を読むとわたしの考えが間違っていたことが判りました。

 

大腸に便とガスがたまると、それが胃を圧迫して、もたれ感となり、痛くなる。とはびっくりです。便秘が胃のもたれや胃痛の原因になるなんて考えもしませんでしたから。便秘って怖いのですね。ただ私自身は、これまでそのような経験が殆どありません。

 

胃が痛くなるということ自体これまでの記憶を辿っても、殆どありません。胃は大変丈夫です。腸は生まれながらに弱く、頑固な便秘などは殆ど経験がありませんので、子供の便秘による胃痛を理解できなかったのです。

 

頑固な便秘解消法がテレビでも紹介されていましたので、それらもいろいろ試したのですが、なかなか効果は出ませんでした。残念無念!