聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

人も冬眠できるかも

f:id:yukukawa-no-nagare:20200616192329p:plain

画像出典:筑波大学

上の画像は、少し下の引用記事のものです。人工的にマウスを冬眠させることに成功したというものです。

 

 

わたしは酷暑と極寒を比べたら、後者の方がより苦手です。特に1月の下旬から2月の中旬の凍てつく寒さには閉口します。この約ひと月の間は、わたしは、可能なら冬眠出来たらいいなと思うことがよくあります。この期間の寒さは、手を洗うのも風呂に入るのも億劫になります。

 

脱線しますが、冬にノロウイルスが流行するのは、水道の冷たい水で、わたしみたいに手を洗いたがらない人が多いからではないでしょうか。主張に少ししか自信はありませんが。

 

 

さて、今日の参考記事は、

冒頭でも書いたとおり、筑波大学がマウスで人工冬眠させることに実験で成功したというものでした。人の場合、心臓手術などで、体を冷やして疑似冬眠状態にするようなことはありますが、それとは違うようです。

 

“人工冬眠”のマウス実験に成功…人間も可能?栄養補給はどうする?研究者に聞いた

配信 FNNプライムオンライン

筑波大学の教授らがマウスで“人工冬眠”に成功

 クマなどの一部の動物が行う「冬眠」。今のところ、その詳しいメカニズムは明らかになっていない。

こうした中、筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構の櫻井武教授らと理化学研究所のグループが、自然界では冬眠しないマウスの「人工冬眠」に成功したというのだ。 研究結果がイギリスの科学雑誌「Nature」に11日付で掲載されたのだが、通常は冬眠しない動物を“冬眠に似た状態”にできたのは初めてだという。 これにより冬眠のメカニズムの解明や、人間の「人工冬眠」に関する研究が進むと期待が高まっている。

 

マウスの脳の一部を刺激すると“冬眠に似た状態”に導ける

 

櫻井教授らは「マウスの脳の一部を刺激することで、人工的に冬眠に似た状態に導ける」としているのだが、一体どういうことなのか? 櫻井教授らはマウスを使った実験で、マウスの脳の一部に存在する“神経細胞群”に、化合物(CNO)を投与して刺激すると、体温や代謝が数日間にわたって著しく低下することを発見。 約37度だった体温は約24度と外気温近くまで下がり、酸素の消費量などの代謝も大幅に低下するなど“冬眠に近い状態”になったというのだ。

 

(引用ここまで。全文は下記のサイトでどうぞ)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1560d390a9af0fd7163c73cdabfbf307c93b33

 

早速記事のポイントをあげておきましょう。

  • 自然界では冬眠しないマウスを使って実験的に冬眠させることに成功した。
  • マウスの脳の一部を刺激すると、冬眠に似た状態に導ける。
  • 人間でも冬眠に導けるいわゆる「人工冬眠」の可能性が開けた。
  • 自然に目が覚める。
  • 冬眠中の栄養の補給は課題。

 

 

 

わたしたちが人間が冬眠することは、今のところ誰も、実際のところは見たことはありませんが、映画の中では見ています。

 

遠い宇宙の星に探査に出かける時、あるいはどこかの惑星から地球に帰還する長い道中に、カプセルに入って人工冬眠に入るシーン下の画像のようなものです。例えば「2001年宇宙の旅」や「エイリアン」などの映画で。

 

f:id:yukukawa-no-nagare:20200616193336j:plain

映画の一シーン

 

今回の記事のようなことが人間にも可能になり、期間も自由に設定できるなら、映画のような宇宙の旅も可能でしょう。また食料難の時には人口の何パーセントかが冬眠するとかが、可能になるかも知れません。

 

冬眠時でも基礎代謝はありますが、目覚めて活動している時ほどは、体の細胞も酷使しません。そうすると、歳は取りにくくなるのでしょうか?というか、歳より若々しくいられるでしょうか?

 

冒頭の画像にはそのような個人的な用途やSF映画のような利用方法は記されていません。もっと実用的に考えられているようですね。当然ですが。

 

しかし、しかし、映画が未来を先取りしていることは、証明されそうですね。