聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

新コロナ ランキング(6/28~7/04)

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                画像出典:微生物研究所                   コロナの抗体とは外見そっくりで中の遺伝子情報が空っぽという事になります


 

日本では、新規の新コロナウィルスの感染者が東京を除き落ち着いていましたが、ここにきてぶり返して来ています。東京はもとより、東京の近県、大阪、福岡などでもぶり返してきています。これは、結局人間の油断によるものであろうと推察できます。

 

それゆえ、『油断大敵』とか『禍は忘れたころにやってくる』などの名言もあります。

 

人間も油断しないように注意をいつまでも持ち続けることは、精神的に何時も緊張を強いることになりますので、どうしても緩まる、或いは、緩めるしか緊張を緩和出来ないのは仕方のないことでもあります。

 

その緊張が、全国的に感染者が落ち着いていた時期に緩み、現在の再び感染拡大に繋がってきていると思います。一昨日では全国で250人、昨日は270超もの新規感染者が出ました。これに驚いて、再び日本人の意識が自粛へと緊張したり、自粛の要請の要請の様な、超婉曲的表現で自粛要請がでて、再び減少して来るのだろうと思います。

 

しかし、一旦緩めた緊張が、再び強い緊張へと入るには、緊急事態宣言以降の減少状況よりずっと緩慢になるでしょうね。そんなに、すぐには緊張状態に戻れないでしょうから。

 

そしてこれが水面の波形のように増減が続いて、最終的にはワクチンが広く日本に行き渡る日まで続くことになろうかと思います。

 

 

 

さて、これまで定例報告のような形で日曜日には、世界の国別の感染者総数や死者総数などワースト20位までを表を示して、リストアップしてきました。今週分はこれに加えて、回復者総数、7月4日の新規感染者、新規死者、新規回復者数などもランキングしてみました。

 

尚、この記事において、先週とは、6/28(日)~7月4日(土)を指し、先々週とは その前の週をさします。(数字は約)

 

世界感染者総数は 6/28の1130万人週末 6/21の週末1,000万人超え 6/14の週末で890万人 6/7の週末で770万人

 

世界死者総数は  6/28の53.2万人週末 6/21の週末50万人超え 6/14の週末で46.6万人 6/7の週末で42.7万人

 

 

 

全世界でいえば、新規感染者及び新規死亡者は依然増加の勢いが止まりません。

 

そこで、6月28日(日)から7月4日(土)までの一週間の感染や死者の急増で注目される国を紹介したいと思います。下表はの国名の左端の数字は延感染者数での世界順位です。日本時間では7月5日(日)午前8時00分ころ、グリニッジ標準時では7月3日(土)午後23時00分更新のものです。

下表の黄色と赤の地のセル部分の数字は、7月4日分です。

 

      


 表中で未記入部分は、このサイトが取得できた数値がゼロであることを示しています。ゼロは実際にゼロであるかは不明です。統計の遅れやサイトの情報不足などがあり得えます。

 

表左:赤線での囲み部は感染者総数            一日の感染者数ランキング

右:一日の感染者数                     左下と同じ

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   一日の感染者数ランキング(右上と同じ)       死者総数ランキング

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   一日の死者数ランキング          回復者総数ランキング

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感染の拡大が急増している地域は、先週と変わらずに

① インドと周辺国

② メキシコを中心とした中米、ブラジルの周辺国の南米

③  イラン、サウジ、カタールなどの中東

アフリカは不明ですが、感染が案外広がっていないのかも知れませんし、或いは、他の病気と混同されていたりする可能性はあるのではないでしょうか。

                           

 

■ アメリカ (感染者総数 世界1位)(死者総数 世界1位)

 アメリカは、殆どの州で新規感染者が急増して右肩上がりに推移しています。日ごとの感染者も再び5.5万人半ばを超える日もあります。アメリカの人たちは、新コロナウィルスを軽視し過ぎている気がします。

マスクも一時期は殆どの人が付けていたものが、今はパッと見ただけでも1/3に届かない感じです。 

日ごとの感染が収束しつつある州は、ニューヨーク、ニュージャージ、マサチューセッツ、メリーランドなどに限られていますが、このままでは再び増加するでしょう。回復しつつあるかに見える経済も、2番底を付ける可能性があり、世界に大きな影響を与えることでしょう。

 

 

■ ブラジル(感染者総数 世界2位)(死者総数 世界2位)

ブラジルは、6月21日以降も日ごとの感染者が増加を続けています。6月19日には、一日の感染者が5万人を超えこれまでの一日の感染者数の更新となりました。今週は、これを超える日はありませんでしたが、3万人の日ごとの罹患者増加は、ごく一般的になりました。

 

 

 

■ ロシア (感染者総数 世界3位)(死者総数 世界12位)

ロシアの日毎の新規感染者は、ここ1週間では7,000人台前半から6,000人台後半へと減少してきてはいますが、それでも高水準です。現在4桁の死者数が他の国並の数字(5桁)に次週末には増加していきそうです。

感染者が減少してきているのは数字でも確かですが、また経済活動再開で感染の拡大する懸念も高くなるとおもいます。

 

 

 

■ インド  (感染者総数 世界4位)(死者総数 世界8位)

インドは日ごとで感染者は増加の一途で、感染者総数で3位のロシアに肉薄しています。3日に一日の感染者が2.2万人超となりました。

 インドは、イナゴの膨大な数の襲来や中国との国境紛争も加わり3重苦に加え、大雨による洪水が加わり4重苦喘いでいます。

 

 

 

■ ペルー (感染者総数 世界5位)(死者総数 世界3位)

ブラジルの隣国であり、その影響をもろに受けて先週末(6/27)には感染者総数7位でしたが、5位に悪化しました。

 

 

■ スペイン (感染者総数 世界6位)(死者総数 世界6位)

スペインは、先週新規感染者数、新規死亡者数とも順調に減少を続けています、急落することが殆どないものの、見事な減少が続います。現状だけを見れば、ヨーロッパにおいて、とびぬけて優秀です。

 

 

■ チリ (感染者総数 世界7位)(死者総数 世界16位)

ブラジルの近隣国国で直接は国境を接していないものの、ペルーと同じようにブラジルの感染の影響を強く受け感染者が急増しています。先週末(6/27)より一ランク悪化しました。

 

 

■ イギリス (感染者総数 世界7位)(死者総数 世界3位)

イギリスは、日ごとの感染者も500人前後で、比較的落ち着いてきています。表では感染者総数が先週末(6/27)では31万人超でしたが、本日の発表では28万人超まで減少した数字になっていますが、数字の調整がなされたのか、このサイトの誤りなのか、それ以外の原因なのかはわかりませんが、総感染者総数が先週末より減少はあり得ませんので、世界5位が妥当です。

 

 

 以下

■ メキシコ  (世界8位)

■ イタリア  (世界9位)

■ イラン   (世界10位)

と続きます。(かっこ内は、感染者総数おける順位です)