聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

カビが生えた食べ物、そこだけ取れば大丈夫?

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画像出典:カビバスターズ オールワン

 

 

全体ではないが、カビが生えた食べ物の一部が腐っていると思われる食べ物。ありますよね。それって、その部分だけ切り取って食べても大丈夫かな?と思います。

 

勿論、そうまでして食べない方が賢明であることは、誰でも知っています。しかし、それが高価なものであったり、カビが生えている腐った部分がほんの一部だったりした時には、食べないままに丸ごと捨てるのは、なんとも残念な気がするものです。

 

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従って、『一部だけど、大きい目に切り取って大丈夫そうなとこだけ食べたら問題はないだろ』

と思うものです。

 

こういうことをするのは、多くの場合、最近では果物が多いですね。果物は、熟すとおいしさが増しますので、カビが生える一歩手前くらいの時がおいしい。それを食べようとする、或いは食べている途中に、一部にカビ発生までは行っていないのだが、そこだけ異様に色が濃いのに気づく、というようなことはよくあります。

 

『ありゃ、傷(いた)んでいる?ヤバいかな?』

と思います。しかし、特段変った味がしない場合には、その部分を多めに残して食べたりします。

 

バナナなど、皮に黒い斑点が出た場合が食べごろで栄養価も高いと言われていたりします。その黒い斑点は、カビではないのですが、何か同類に見てしまいます。悪臭がしなければ、果物は大丈夫だろうとなる訳です。

 

 それで、大きくえぐり取ってみます。すると、綺麗な断面がありますが、よく見ると小さな黒い点散らばってあることもあります。それくらいならと食べていました。その結果がどうだったのか覚えていません。

 

 

最近は、買ったパンなどにカビを見つけることは出来ません。食品の添加物でそうしたものを抑えるものが配合されているのでしょうが、カビ発生には効果的なのでしょうが、その添加物が人体には無害なものなのでしょうかね。カビも怖けりゃ、添加物も怖い。

 

それを恐れていたら、スーパーの食材は殆ど購入を残念するしかありませんが、それは非日常的です。恐れながら、食べるしかないのでしょうね。

 

 

カビが生えた食べ物、大丈夫?

2020年6月20日 ヨミドクター

 

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 パンにカビが生えたけど、そこだけ取り除いて食べちゃおう。

ヨミドック  何ですって? カビが見えない部分にも菌糸が広がっている可能性があります。カビが生えた食べ物には、カビ以外の細菌も繁殖していることがありますよ。

 

 大腸菌のような細菌は食中毒を起こすんでしょ。カビも体に毒なの?

 病原体になり得る微生物は主に、細菌、真菌、ウイルス、原虫の四つがあります。カビは真菌です。細胞構造が異なる細菌とは別の生物ですが、アレルギーや食中毒を起こしたり、長期間とり続けるとがんになるものもあります。ジャムなど糖分を好むタイプ、卵、魚や肉などたんぱく質を好むタイプ、チーズやバターの脂質を分解するタイプのカビがいます。 

 

 カビの生えたお餅、食べた記憶があるんだ……。

 食べても症状が出ないことが多いのです。もし腹痛や下痢などの症状が出たら、スポーツドリンクなどで水分を補給して休むこと。症状が重い場合は、医療機関を受診した方が良いでしょう。

 

 カビって悪いヤツだね。

 細菌を攻撃する抗菌薬の原料や、植物の成長を促す物質はカビから生み出されました。お酒やパン作りなどに欠かせない酵母やキノコもカビの仲間。役に立っています。

 

 いつの間にか生えている。どうやって増えるの?

 空中に漂うカビの胞子が食べ物などに付くと、それを栄養に芽を出し、菌糸を伸ばして増えます。成長すると胞子を飛ばして、他の食べ物などに付きます。温度が20~30度、湿度が80~100%の高温多湿を好みます。梅雨時はカビの天国です。

 

 カビを防ぐには?

 温度が10度以下、湿度が60%以下で繁殖を抑えられますが、死滅させられるわけではありません。焼いても安心できませんよ。カビは熱で死滅しますが、毒素が残ってしまうこともあります。

 

 食べ物は、冷蔵庫で長期に保管するよりも早めに食べる方が良いでしょう。

(全文を引用)

 

 

カビ毒は、例えば「もち」のように焼いても、煮ても毒はなくならず、食べると吐き気や腹痛を発症することもあるそうです。又、摂取量が多いとアレルギーの原因にもなるといいます。

 

「餅やパンなど食品にカビが生えた場合、その部分だけを取り除いて食べるという人も少なくないかもしれません。しかし、それはNG。目に見えるカビはカビ全体の氷山の一角。いくらきれいに取り除いたつもりでも、カビから発生したカビ毒や、「菌糸」と呼ばれるカビの一部が食品に残ってしまうのです。」(ドクバイニュース)

 

 勿体ないの気持ちは判りますが、カビが見つかれば食べないのが最良です。