聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

京都府の発生状況(2020/07/17)

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画像出典:Wikipedia

 

京都府の新型コロナウィスル感染者の7月17(金)の例です。

 

ウィルスは単独では長く生きられないので、濃厚接触をせず、手洗い、マスクをして、手消毒をしていない手で、口を触らないを実践すれば、ほぼ防げます。留意しましょう。京都への県外府内の旅行者には直接影響はないでしょう。

 

京都府及び市の発表に依りますと、7月17日(金)の新型コロナウィルスの感染者数は12名でした。内訳を見ますと、

 

① 既に感染している人(判明分)との濃厚接触者として発症  7名(市)

② 外国からの帰国者 帰国後発症              5名(市以外)

 

でした。

 

■ ①のケース

①の7名は、いずれも京都市内在住者で感染もとの濃厚接触者も特定されています。この7名が更に他の人に濃厚接触したかどうかの内訳は、

 

あり  3名、(同居家族あり)

なし  1名、(同居家族あり)

調査中 2名、(同居家族なし)

となっています。

 

これを見ると結局、この7名の少なくとも3名はこの3名以上の数の感染者を発生させることは、ほぼ間違いありません。調査中の2名は推定するに、2名とも濃厚接触者の存在が疑われます。調査中の理由は不明ですが、否定出来ていないのですから、当然疑われるのは自然です。

 

まとめると、①の7名は内濃厚接触「なし」の1名には家族がおり、家族の感染は間違いなさそうです。即ち全員が再び濃厚接触者となり、他の人に感染させていると思われます。

 

 

■ ②のケース

5名全員が海外からの帰国者で、帰国後の発症です。5名の濃厚接触者は調査中です。5人とも濃厚接触者の存在が疑われます。調査中は理由が不明ですが、否定出来ていないのですから、疑われるのは当然です。即ち全員が再び濃厚接触者となり、他の人に感染させていると思われます。

 

以上①、②をまとめると、京都府、市を含めた京都では今後少なくとも12名以上の新規感染者が出ると考えられます。帰国者は、症状が出てから、検査機関で受診していますので、たとえ無症状でも空港で一週間程度は様子見の隔離することが一番安心でき、必要なことです。

 

こうしてみますと、感染経路の特定がなされないと、いくらでも感染は広がることになりそうですね。感染の完全シャットアウトはほぼ不可能で、感染を予防することしか拡大を減らす方法はなさそうです。