聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

新コロナ 世界ランキング(7/19~7/25)

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新コロナウィルスイメージ図 画像出典:CNN

 



 日本においては、感染が急拡大しています。これを第二波だという人も多いのですが、わたしは地震ではありませんが、余波だと思っています。地震でいう余震かと。ただし、地震のように、本震の可能性はないだろうと考えています。

 

したがって、第一波以上の大きな波は来ないだろうと考えていますが、その根拠となるものは、「唯の勘」に過ぎません。第二波が一波より大きくなれば、それは当然再び外出自粛を行わねばなりませんが、そこに至るまでに、日本人の経験から行動に自然とブレーキがかかるだろうと希望的観測です。

 

 

 

■ 早期発見・早期治療

潜在感染者がまだまだいるのだろうと思いますが、今大量に検査をして、また、疑わしきは検査するを徹底することは意義があると思います。病気は早期発見と早期治療が基本ですので。感染者数の増加を抑えるのは、こうした積極的検査を行い、発生源を出来るだけ抑えて行くしかないのかも知れません。

 

こうすることで、次第にその感染者数が減る筈ですが、それでもゼロにはなり得ません。

 

 

 ■ 東京で起こることは地方でも起こる

東京の感染拡大に東京以外の道府県は、『東京人は何をやってんだ?』と非難交じりの疑問をいだきますが、これは道府県でも早晩発生することになるでしょう。即ち、感染の拡大です。東京は先行しているに過ぎません。このように先週に書きましたが、実際にそのとおりになりました。

 

 

■ いつまで恐れる必要があるのか

いつまで恐れていなければならないのかといえば、ワクチンが広く行き渡るか特効薬が出来て使用可能になるまでとしか言いようはありません。

 

 

 世界の状況

さて、全世界を俯瞰すれば、感染は拡大の一途です。このままでは、第一波の収束がないまま、秋を迎えそうです。これまで減少してきた国々でも再び感染拡大が起きています。日本に限ったことではないのです。これは、経済活動の再開と足並みをそろえています。

 

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画像左は日毎の感染者の推移             画像右は日毎の死者数の推移

2020年7月18日時点 画像出典:woldometer

 

本日もここ一週間(7/19-25)の新コロナウィルス感染に関する定例報告です。世界の国別の感染者総数や死者総数などを表を示して、リストアップしてきました。今週も同じではありますが、数字や悪化国に改善国など順位の変動もあります。

 

 世界感染者総数

  • 7/19の週の末1611万人 ← 7/12の週の末1437万人 ← 7/5の週の末1280万人 ← 6/28の週の末1130万人 ← 6/21の週の末1,000万人超え ← 6/14の週の末で890万人 ← 6/7の週の末で770万人

 世界死者総数

  • 7/19の週の末65.5万人 ← 7/12の週の末60.2万人 ← 7/5の週の末56.6万人 ← 6/28の53.2万人週の末 6/21の週の末50万人超え ← 6/14の週の末で46.6万人 ← 6/7の週の末で42.7万人

 

 

全世界でいえば、新規感染者及び新規死亡者は依然増加の勢いが止まりません。死者数でいえば、すでに二次世界大戦でのフランスの戦死者(民間人もふくむ)の約60万人をこえてしまいました。

 

そこで、7月19日(日)から7月25日(土)までの一週間の感染や死者の急増で注目される国を紹介したいと思います。下表はの国名の左端の数字は延感染者数での世界順位です。日本時間では7月19日(日)午前8時00分ころ、グリニッジ標準時では7月18日(土)午後23時00分更新のものです。

 

下表の黄色と赤の地のセル部分の数字は、7月25日分です。そのほかは、7月25日までの累計です。

 

    順位  国     感染者総数  新規感染者  死者総数  新規死者

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画像出典:worldometer




 表中で未記入部分は、このサイトが取得できた数値がゼロであることを示しています。ゼロは実際にゼロであるかは不明です。統計の遅れ検査機関の休み、あるいはサイトの情報不足などがあり得えます。

 

 

 

感染の拡大が急増している地域は、先週と変わらずに

① インドと周辺国

② メキシコを中心とした中米、ブラジルの周辺国の南米

③  イラン、サウジ、カタールなどの中東

④ 南アフリカ

 

 

■ アメリカ (感染者累計430万人 世界1位)(死者累計14.9万人 世界1位)

国全体では、感染拡大は留まりません。新規感染者と死者について。感染者累計による順位

  • カルフォルニア州   6月中旬以降感染は右肩上がりに拡大しています。総感染者数約44.8万人。死者は一日数百人。同国一位。
  •  ニューヨーク州   1日1,200人前後で比較的落ち着いています。総感染者数約43万人。死者数も減少中。さすが、首都は優秀です。
  • フロリダ州    感染拡大中です。総感染者数約41.4万人、総死者数0.7万人。共に増加。
  • テキサス州    感染拡大中です。総感染者数約39.3万人、総死者数0.5万人。共に増加。
  • イリノイ州   今月中ごろから感染拡大中です。総感染者数約17.1万人、総死者数0.7万人。死者数は順調に減少中。

 

 

■ ブラジル(感染者累計235万人 世界2位)(死者総数8.5万人 世界2位)

感染者が出てから、グラフを見ますと右肩上がりに日ごとの感染者数も増え続けていますが、ノコギリの歯のような形であり、一様に増え続けている訳ではありません。しかし、全体を見ればピークアウトした感が出ていましたが、再び感染拡大になっています。死者数は一日2,500ー3,000人で高止まりに横ばいです。

 

 

■ インド  (感染者累計138万人 世界3位)(死者累計3.2万人 世界6位)

日毎の感染者数の頭を繋ぐと、二次曲線が描けるほど、悪化は止まりません。死者数は、日ごとの感染者数のような急な右肩上がりではありませんが、増え続けています。

 

 

■ ロシア (感染者累計80.6万人 世界4位)(死者累計1.3万人 世界11位)

新規感染者ここ一週間は一日に5,000人前半で、緩やかな右肩下がりに減少し続けています。死者数は多い日には180人。この前後で横ばいか減少気味です。

 

 

■ 南アフリカ (感染者累計43.4万人 世界5位)(死者累計0.6万人 世界17位)

先週末に続き世界5位の新規感染者累計です。急増中。一日の新規感染者は、1.3万人前後で急増中です。合わせて死者数も急増中です。多い日には250人。

 

 

■ メキシコ (感染者累計33万人 世界6位)(死者累計4.2万人 世界4位)

先週の7位から1つ悪化しました。感染は拡大し続けています。死者数が感染者と比較しても多すぎます。医療の崩壊が想像されます。死者数の推移自体は、高止まりで横ばいではありますが。

 

 

■ ペルー (感染者累計37.5万人 世界7位)(死者累計1.7万人 世界9位)

6月中旬まで、順調に新規感染者は減少してきましたが、ここにきて減少から横ばい、更には増加に転じています。増加に歯止めがかかっていません。死者数は一日200人前後で高止まりで横ばいです。数日は200人割れ。

 

 

■ チリ (感染者累計34.3万人 世界8位)(死者累計0.9万人 世界14位)

6月14日を境に感染者も死者もは減少し続けて綺麗な右肩下がりのグラフを描いています。世界的に再感染拡大の中、この一週間でも新規感染は減少し続けました。素晴らしいですね。死者数も一日100人を切っています。

 

 

■ スペイン (感染者累計31.9万人 世界9位)(死者累計2.8万人 世界8位)

スペインは順調に新規感染者が減少していましたが、7月中旬から感染者が拡大してきました。一日の感染者が2,500人の日もあったりします。死者はこのところ出ていません。ヨーロッパ諸国の中では、現状において最も優秀です。初期の対応の遅れが今に響いています。

 

 

■ イギリス (感染者累計29.8万人 世界10位)(死者累計4.5万人 世界3位)

日ごとの新規感染者および死者は大きく減少しました。多少の増減があるものの、低位横ばいです。とは言うものの、現状の一日の感染者数700人前後ですが。

 

 

 以下

■ イラン     (世界11位)

■ パキスタン   (世界12位)

■ サウジ     (世界13位)

と続きます。(この三か国のかっこ内は、感染者累計おける順位です)