聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

電気代を計算する

f:id:yukukawa-no-nagare:20200728084436p:plain

画像出典:J・COM

 

毎月、請求書が来る電気代について、どのように理解していますか?

家(うち)には、様々な家電製品があると思いますが、一体どれがどれだけ電気を使用しているのか解っていないのが一般的です。

 

『必要で電気を使っているのだから、それだけの請求されても仕方がないじゃない?』

 とか、

 

『知ろうにも、計る器具もないしね』

などの意見が想定されます。その計る器具は下記のようなものです。おおよそ6,000円程度します。

 

f:id:yukukawa-no-nagare:20200727161523j:plain

 サンワサプライ製のワットモニター         画像出典:testpage.jp

 

また、

 

『LED照明なら蛍光灯より電気代が安いことは知っとる。買い替えたらええんやけど、今の蛍光灯が思った以上に長持ちして、なかなか壊れんのよ』

 などという意見も想定内です。ごもっともです。

 

しかし、新品同様であれば、蛍光灯が壊れるまで待っても良いのですが、今ついているものが、そこそこに古いのであれば、利用中でも交換した方が良いのかも知れません。

 

そこで、一日にどれくらいの電気使用量になって居るのかを、電化製品の内、照明器具を例に取って解説します。特別な計測器が必要あるわけではありませんので、これ以外でも計算してみてください。

 

 

■ 電気を一日どれだけ消費しているのか?を知る。

そこで、今回どのようにして、家にある電化製品が

一日にいくら電気を消費しているのか?

月30日として、どれだけ電気を消費しているのか?

 

をおカネや器具を掛けずに考えましょう。それには次のネットサイトにて簡単に計算できます。パソコンあるいはスマートホンでアクセス可能です。下のリンクは文字表示とアドレスの二つです。どちらも同じサイトが開きます。

 電気代・電気料金の計算

https://testpage.jp/tool/denkidai.php

 

■ 電気代・電気料金の計算

上記の青色のアンダーラインの付いた文字をクリックしますと、次の画像のような画面が開きます。

 

f:id:yukukawa-no-nagare:20200728065439p:plain

画像出典:testpage.jp

 

 

上のような画面が開いたら、

 

① 調べたい家電の消費電力(何ワットか)知る

電気代・電気料金の計算」のすぐ下の「消費電力」の中に今使っている家電のワット数を入力します。すでにその欄にはすでに「35」の数字がありますが、無視してその上から記入してください。「35」はダミーです。(デフォルト値です)

 

消費電力」はどうしたらわかるの?』

という疑問には、お使いの家電器具のパンフレットや器具そのものになどに消費電力○○ワットと記入がありますので、これはどうしても、見つけてください。パンフレットもなければ、器具にもない場合は、インターネットで品番を打てば表示されます。

 

相当古い家電であれば、同様の取り扱い説明書などもネットには残っていますので、どうにかして探しだしてくださいね。

 

② 一日の家電の使用時間を知る

次に「一日の使用時間」の欄に記入します。ここも「1」という数字がすでに入っていますが、無視してその上から、数字を記入してください。勿論、1日の使用時間が1時間としてを知りたければ、そのままでも構いません。

 

③ 30日(約一か月)の使用時間を出す

更に「使用日数」の欄に記入します。ここも「1」という数字がすでに入っていますが、無視してその上から数字を記入してください。勿論、一日分が知りたければそのままでも構いません。

 

④ 利用している電力会社を選ぶ

最後に「電力供給会社」の欄に記入します。これは住んでいる住所地の電力会社を選べばいいわけです。ここも「東京電力」とすでになっていますが、「東京電力」の文字をクリックすると、他の電力供給会社のリストが表示されますので、その中から利用している電力供給会社をクリックして選びます。

 

⑤ 一番下の「計算」をクリック

総仕上げは一番下の黄土色の「計算」となっている部分をクリックします。これで使用している家電の電気料金が判明します。

 

 

以上で、一か月の電気代の計算が表示されます。これは、多くある家電の一つを計算しただけですので、それぞれに計算してみましょう。

 

計算は何度でもやり直しできますので、得心するまで試行してください。

 

 

■ この計算はカタログ値での計算

以上で知りたい電気料金が出ました。しかし、家電には古いものもあれば、最近買ったといものもあります。ここで出した数字はあくまで、カタログに記載されているワット(W)数値から計算したものですので、実際とは違うことがあります。

 

つまり、古い家電であったり、使用が環境や傷みなどで家電の能力が落ちていることもあります。その場合は、計算して出た数字よりは実際は悪くなっていることもあります。

 

ネット動画で、自宅の4台のクーラーの一時間の料金の計算を「ワットモニター」(上に画像あり)で行っている人がいました。大体一時間5円平均で、一番悪いクーラーで14円でした。まあ、この程度の差は同じクーラーでも出てくるということでしょう。

 

 

■ 実際の計算例

わたしの家では、家電のどれもがガタが来ていますが、騙し騙し使っております。高価なのでなかなか買い替えできません。

せめて、照明器具でもと思い、蛍光灯からLEDに替えつつあります。LEDは100円均一ショップなどでも単球であれば、300円くらいで売っています。そういうものは、まだ、玉切れしていなくとも交換しています。

 

最近、わたしの家のリビングルーム(居間)の照明器具を取り換えました。まだ、使えますが。

 

f:id:yukukawa-no-nagare:20200728082717p:plain

画像出典:Panasonic
  • シーリングLEDライト(シーリングとは天井に直接つけるライトのことです)
  • 価格9,000円
  • 12畳用
  • 消費電力41.5ワット(w)
  • 専業主婦である妻が、一日15時間使用(外出時消灯も考慮)
  • 関西電力

計算しますと、一日15円程度です。一か月で481円。

 

◇◇◇ それまで利用してきた同じ今にあった従来の蛍光灯は消費電力92ワット(w)◇◇◇

    (60w+32w=92wの2球としての計算です)

 

計算しますと、一日35円程度です。一か月で1,068円(一日の使用時間15時間)

 

一か月の差額は587円です。16か月ほどで、新しいLEDが浮いてくることになります。新しいLEDライトに途中で交換もありかも知れません。