聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

タバコをやめる

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画像出典:Nikkei.com

 

何十年も以前には、わたしもタバコを吸っていました。吸い始めて約8年で禁煙を決意して、多大なる努力の結果成功しました。

禁煙が完全に完成するまでは、いろいろと禁煙方法をやってみましたが、ここに書いた方法以外にはどれもうまくいきませんでした。

 

 

■ 禁煙方法

その中で、毎日減らしていく方法では絶対にやめることは出来ません。確かに、一日20本も吸う人が、一日一本にまでもっていくには20日かかり、そこまでは禁断症状があるものの何とかなります。

 

問題は、それ以降です。一日一本の半分を、爪楊枝にさして吸い、次の日は、1/4本、1/8本という具合にもっていくと、計算上はゼロに限りなく近づきますが、事実上は1/4あたりで破綻してしまいます。

 

最後は、たばこの蚤のような一片を半分にして、灰皿の上で僅か一秒以内の燃焼を吸うという具合になりますから。

 

 

■ 禁煙を決心したら

もし禁煙を決心したら、即時でなければなりません。その時持っている、あるいは、自宅に買い置きのあるものをすべて、水の中に漬けてお釈迦にしてしまう必要があります。

 

それを即時にやらねば、持っているもの全部吸ってから、などという猶予を自らに課しては、自らに言い訳を作っているに過ぎません。わたしは、買い置きはなかったもののもっていた八割方残っているものを、水道水をかけました。

 

 

■ 禁断症状

禁煙を決意して実際に開始した頃は、生涯に渡って吸えなくなるという事実を、受け入れることが出来ず、とても不可能な気がしました。そして、吸わなくなって2日目には、決心は揺らぎ始めました。

 

「自身が吸わないのなら喫煙とは言わない」などと、屁理屈で未だ禁煙に至っていない友人から、

 

『すまんが、こっちの方に向いて吸い込む前の煙を吐いてくれないか?』

などと、頼んでみたりしました。すると、

『飯の後の一本はうまい。』

とか

 

『そこまでして辞めなくてもいいじゃあないか』

など言われたものです。

 

しかし、わたしには次第にタバコを吸う人と距離をとるようにしました。つまり、疎遠であろうとしたのです。そして、半年もすると、時々一本位いいだろうという気が頭をもたげることがしばしばありましたが、再び苦しい思いをして禁煙しなければならなくなると思うと、何とか思いとどまりました。

 

一度禁煙したら生涯吸えなくなる、という恐怖心は笑止です。一度辞めてしまえば、再び吸いたくなるのは精々一年間で、そのあとは吸いたいとは思わなくなるからです。

 

 

■ 近所にいる喫煙者

わたしの知っている限りでの範囲ですが、近所にタバコを日常的に吸っている人が3人います。いずれも家庭があり、そのうち二人は夫婦、も一人は主人のみ。

 

夫婦の方は、外で吸っているのを見かけることはありません。少し我が家から離れていおり、目撃していないだけかも知れませんが。夫の方は、飲み会でも吸っていると言っていましたが、彼の妻も喫煙者であるとは知りませんでした。

 

それなのに何故吸っているのが知れたか?

といえば、彼の妻が生活協同組合の商品を配達に来た車に、注文品を受け取りに来た時に、タバコの匂いが彼女から、「プンプン」とするからです。嗅覚鋭い妻が、聞きもしないのにわたしに報告してくれるのです。

 

 

■ お金を払ってまで

お金を払ってまで、健康を損ねる必要はないでしょう。付き合っている人がいれば、

『タバコ辞めてくれなきゃ、もう付き合わない』

くらいは、最低でも言ってもいいでしょう。

 

下記は「ヨミdoctorの記事の主要部分の抜粋です。タバコを吸わない人のために、強い意志を示してください。記事のリンク先は、すぐ下に記しています。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200515-OYTET50011/2/

 

  • 喫煙する本人が吸う主流煙より、周囲の人が受動喫煙する副流煙の方が高く、3~5倍になります。