新築の戸建て分譲住宅を買って18年。入居と同時に、家電製品も同様にと総てを新しいものしました。しかし、12-3年を迎える頃から、この家電類にも不調が目立つようになりました。
■ 冷蔵庫
大手重電メーカーの家電製品で、平たい取っ手の一部分を軽く触るとポンと反発して、手で引くことをせずとも開くのでとても重宝してるのが、今使っている冷蔵庫。要するにドアの取っ手を持っていちいち開かなくても良いのです。
■ 異変
ところが、春のある日異変が起きました。
朝起きて見ると、ドアが半開きになっているではありませんか。
ちゃんと閉めなかったからなのだろうか。しかし、閉める時はドアを軽く押すとゆるやかに閉まって、閉まった後は磁石のように、本体に吸着する。だから、そんな筈は無かろう。
いろいろ、家族で思い返しても、それまでの経験から、あり得ないとしか結論に至らない。
■ 検証
実際に検証してみました。ずっと張り付いているわけには行きませんので開くときそのものは確認できませんでした。5時間後に気が付くと又しても半開きになっていました。
テープで開かないようにするとか、強力なマグネットで本体と扉を繋ぐとかの案も家族で出ました。それも、利用時にはかなり面倒なもので、最良案は浮かびません。
同じ悩みの人は、世の中には必ずいるものです。ネットでは、上記のような「はがせる冷蔵庫ドアストッパー」というものが市販されていてそれを、利用している人がいました。一考です。
■ ドアは復旧
ドアが勝手に開くのだけは何とか治せまいか、とは思うのですが、電気に関しては全くの無知。もしかしたらと当てずっぽうに、タッチをするとポンと扉が開く部分に潤滑スプレーをしてみました。
それが良かったのか、以来、一人で扉が開くことはなくなりました。
『そろそろ、買い替えの時期なんじゃない?』
と妻は、わたしが恐れていたひとことを呟くようにつぶやきます。
■ 先立つもの
それは、わたしとて同じ思いではあるのです。けれど、そのお金の出どころに難がある。ほぼ、自転車操業状態のわたしの家の家計。高額品の購入は、自転車に急ブレーキを掛けるのに相違ありません。
それで、わたしは妻に
『先立つ不孝をお許し下さいだ』
『何!それ』
『いやいや、先立つお金か』
と暗に、買い替えが不可能であることを言い間違えで笑いを取ろうとして失敗。
■ 野菜が凍る
ドアが勝手に開くのが解決しても、問題はほかにもある。
野菜室が冷蔵庫下部の引き出しにあるが、そこに入り切らない時や、サラダが食べきれずにタッパに保存することもあるます。最近は、一般の食べ物の保存室なのに、入れた野菜が凍結して、色が変色することが再三あります。
夏や冬用の切り替えスイッチをいじっても、まるでその効果はありません。
■ 冷蔵庫のドア周辺が熱い
更に、扉の横の冷蔵庫の扉の枠が最近熱を持つようになりました。以前ホットプレートも枠が熱くなり、手が付けられない程に至り、使用を残念した経緯があります。同じことが冷蔵庫でも起きているのかも知れません。
就寝中にそこから失火して、わたしたち家族が天国に行かねばならなくなるのは、ちょっと早いのでこれは、早晩買い換えないといけないのかもと思うとつらい。
■ 同時に電化製品を買ってはいけない
ここで、教訓です。電化製品を一度に買い替えたり、新たに一斉に買ったりしてはいけないということです。更新期が殆ど同時期になる可能性があります。