聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

インフル注射

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画像出典:医療プレミアム

 

注射は人でも動物でも嫌なものであることに変わりはありません。ネット動画を見ていても、幼児はこれから痛い思いをしなければならないという不幸を先取りして、泣き出すし、犬は身の上の不吉さを察知して病院に入りたがらない。

 

わたしは、注射など以前はどうということも、なかったように記憶しています。痛いのは嫌だけれど、一瞬のこと。それなのに、それが最近は、めっぽう怖くなってしまったのは、何が原因であるのか全く心当たりがないのです。

 

従って、健康診断で採血の時も、看護師さんから

『あのね、腕を引かないでください』

と怖い顔でたしなめられる。

『すんまへん』

と謝るしかない。

 

「いい年をして、注射が怖いのかい」

と思われている感じはするけれども、怖いものは怖いに違いないので、どうしても腕を自分の方へ引こうと自然になってしまう。わたしの意思ではなく、肉体的反射ですからと言い訳が無論、通用するはずもないですしね。

 

採血の日取りが決まると、その日が来るのは、何かの場でスピーチをしなければならない刻一刻と迫って来るのと同じくらいに気になり、心が晴れません。これは、きっと若い時に二年も入院していて、毎日太い注射をされたことが、急に蘇って来たのかも知れないとは思う。

 

 

■ 前回

前回の場合は、注射針が刺さる時も、インフルエンザワクチンの注入の時も痛かった。もちろん、少しだけ。(でもわたしは結構痛いと思った)

そして、家に帰ってから、腕は重りが入っているのかと思えるほど重いし、だるくもある。なおかつ、針の後もすこし痛む他に、少し赤く腫れて座を持っている。

 

その腕の重さやだるさは数日は続いて、そののち嘘のように消失して、今度はむず痒くなるのは、家族は誰でも同じプロセスらしい。

 

 

■ 今回

 今回は、注射もそれほど痛くなかったし、前回あった重さやだるさ、腫れも注射跡も痛くはなかったのはどうして?いや、文句はないのだが。

 

 

■ 素人考えでは

そこで思うのは、接種時の針の刺さる位置によって、前回と今回の差があったのかなと思うのです。前回は、筋肉を動かす「筋(すじ)に、今回は「筋肉そのもの」であったのではなかろうかと。(良くは分からないけれども)

 

 筋肉ではなく、筋に打ったのではないかという疑いに対して

『それは、断然間違っている、注射は筋肉に打つべきものである』

とか、

『もっと、鋭角に打つべきである』

などと、わたしが断言をしてはいけない。なぜなら、医師以外が診断を下すことは、医師法の違反らしいので。