聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

電動消しゴム

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この商品が100円均一で売られているわけではありません。例です。

画像出典:plus

 

 

100円均一のショップで、特に用もなく何か新しい商品が出ていないだろうか、と見て歩いていました。新しく出た商品でも、

 

『これはいいな。とりあえず一つ買って、よかったらまた買いに来ればいいや』

と考え、試しに一品を買って帰る、ということはわたしにはよくあることです。

 

 

■ 買ってみたら

買ってみたらおいしかったとか、なかなか便利だったから、買い足そうともう一度行ってみたら、すでに売り切れたらしく商品は見当たらない。店の人に聞いても、

 

『ああ、それは売り切れましたね。いつ入るかって?わかりません』

と、いちいちかまっていられない、こっちは忙しんでね、といった素っ気ない返事をされると、

 

『ああ、あれをあの時、もっと買っておけばよかった』

という思いがして、同列の店を回ってしまうこともありますが、それが大抵の場合、ないのが落ちですね。

 

それには当たらないけれども、今回は100円均一ショップで見つけた「電動消しゴム」のはなし。手書きの図面、また絵や文の一部に修正を加える時には、非常に役に立つものです。

 

 

 

■ 間違い修正

折角、綺麗に仕上がった手書きの図面や文のほんの一部を、消しゴムで消して修正する時には、消さなくてもいい部分を消してしまわないように気を遣うもの。それで角が丸まってしまったものは使用しないか、一部を切り落として、使おうとします。それでも、つい余分に消してしまう。

 

 

■ ちょっとした図面の訂正

どんな図面や絵、文であっても、数度は修正を余儀なくされるものです。図面なら今は、CAD(キャド)という、パソコンのソフトでパソコンの中に図面を書くのが主流となりましたが、それ以前は、手書きでした。手書きの場合は、修正も手で行います。

 

また、CADであっても、いちいちパソコンで修正して、図面を出力しなければならないので、ほんの少しなら、修正したい部分を手で行った方が、経費も少なくなり効率がよいのです。そこで登場するのが「電動消しゴム」です。

 

 

 

■ 電動消しゴム

電動消しゴムは、冒頭の画像の様に、スティック状をしており、中にはモーターと電池2本及びスイッチが収納されています。一方の端からは電池の出し入れ、今一方には丸い太目のパスタサイズの径、長さ1.5㎝の消しゴムが付けられるようになっています。これは脱着が簡単に出来る差し込み式となっています。(消しゴムは別売り)

 

 

■ 高速に回転して

電動消しゴムのスイッチを押すと、先に取り付けた小さな消しゴムが、高速に回転し、消しゴムを持ってゴシゴシとする筈のことに替わって消したい部分を容易に消すことが出来ます。

 

しかも消す範囲が極小の部分も、ほぼ余計なところを消すことがありません。なかなかの優れものです。今でも、手でゴシゴシ気を使って消している人には、お勧めです。

 

 

■ 蛇足

最近は、手書き自体が何につけてもすくなくなりましたが、手書きの文や図案の一部の訂正、講義や試験の時の誤り訂正には約に立ちます。

 

ただし、「ウィーン、ウィーン」とうなり声のような、甲高(かんだか)い音が出ますので、ヒンシュクを買わないように注意が必要ではあります。