聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

友人が多いだけでは仕方がない

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日本の貯蓄ゼロ世帯

画像出典:小浜逸郎

 

友人や知人をどれくらいお持ちでしょうか?

わたしは、親しいと言える仲では5人もいません。しかし、この親しい友人ですら滅多に合って話すことはありません。会えば、久闊(きゅうかつ)であれば意気投合出来るでしょうが、それ程会いたいとは思いません。

 

■ コロナのせいじゃない

それ程会いたいと思わない理由は、今、日本中に蔓延している新型コロナウィルスのせいではありません。親しい人たちは、それは気立てがやさしく、気配りも出来人間としては悪くはないのですが、キラキラとした夢や希望、向上心がないからです。それは、外見の話ではありません。

 

■ 愚痴

夢や希望、向上心のない人は、何にも冷めており、

『今更、努力したって』

とか

『自分には何の才能もない』

と大抵が言います。そして、そういう人に限って生活の愚痴や文句が多い。それを人に言っても解決する訳でもなく、ただ聞いて貰いたいだけでしょう。しかし、大抵の人が同じ思いを持っており、今更人から聞きたくない話であります。むしろ、こちらが聞いて貰いたい位のことというものです。

 

■ 愚痴は何も産まない

愚痴を聞いて貰えば、一時は気持ちは晴れるかも知れません。しかし、何も解決はしません。解決しないのは、その人が変わらないからで、変わる努力をしないでいるからです。そうこうして居る内に月日は流れ、愚痴さえ言えなくなる状況に追いやられるのが落ちというものです。

 

■ 才能がない

『おれには何の才能もない』

という人、あるいは、人には言わないけれどそう思っている人は多いことでしょう。しかし、そういう人が本当に才能がないのでしょうか?才能がないと知れるまで、とことん何かをやってみましたか?人の何倍もの努力を何年もに渡り努力してみましたか、1年やそこらで諦めていませんか。死ぬほど努力してみましたか?

とわたしは言いたのです。

 

■ とことんやれば

自分には不向きかもしれないが、これをやってみようと思うことがあれば、それが自分の思いもしなかった才能を発揮することもあるのは、とことんやってみないと分からないことです。また、その時、少なくとも全くこの方面では自分に才能がないということもはっきりします。

 

■ そこまで行く過程で

そこまで行く過程で、目的の物には才能を見いだせなかったが、過程の中に自分を生かせるかも知れないというものが見つかることもあります。その時には、目標を変えてもいいでしょう。

 

ともかく、死ぬほど努力することが必要です。務めている会社がいつどうなるか分からない世の中です。大企業、公務員だからといって将来が安定しているとは最早言えないご時世です。

 

■ 夢や希望

親しい友人でも夢や希望、何かへの向上心がある人でなければ、付き合っても自身が成長しません。あっても仕方ありません。「同類相い憐れむ」ような苦境を慰めあっても、この世知辛い世の中で精神的にも生活の糧も豊かになれることはありません。

 

■ お金はまずは損をしないことが大事

お金儲けの手始めは、お金で損をしないことが大切です。若い時の高額な保険、愚痴や取り留めも無い会話で終始する飲み会、収めすぎているかも知れない税金、読みもしない新聞、衝動買いなどを見直すことから始めるべきです。

 

自らの生活をリストラする訳です。

 

■ 才能がなくても

才能がないなら、徹底したお金儲けのために知恵を絞ったらどうでしょう。お金をどのようにして儲けられるか。合法的にではありますが、どのようにして税金を取り戻すかとか奨学金を得るかとか、税の免除が得られるかとかからでもいいでしょう。

 

ネットのフリーマーケットやオークションに野の流木のようなものを元でゼロのようなものを出してもいいでしょう。また、絵に興味があれば作品をネットで出してもいいですし、自作品を売り出すことが出来る完全無料のネットショップ(売れたら手数料は惹かれますが)もあります。

 

やれることは何でもやりましょう。

ちょっとしたことで、儲かったり、お金が貯まりだしたりすると、人は俄然やる気が出るというものです。

 

 

ともかく、これから先、今以上に日本国民の貧困化は進んでいくことでしょう。会社をリストラされたら、自殺しかないというようなことにならないように、徹底してお金にこだわっていきましょう。もはや、手をこまねいて愚痴を言っている場合ではありません。