同僚同士で飲みに行くとき、その席ではどんな話が話題に上りますか?
仕事熱心な人がいて、飲み会でも仕事の続きのように、熱く持論を展開する人がいますね。少なくとも一人は。
それが面白おかしい話であれば、聞いていても「酒につまみ」になります。しかし、仕事熱心な人は、アルコール量の摂取が増えると、上司や同僚の陰口や会社の方針への不満などをに向かうのはお定まりのコース。そうなると、もういたたまれなくなって、早く帰りたくなります、わたしは。
■ 実力があるなら
サラリーマンである以上、会社の方針には不満でも従うしかありませんし、会社を動かせる力もなのであれば、会社と掛け合える良いでしょう。それが叶わなければ、黙っているか、会社を去るしかありません。自分に今の仕事では十分な実力はあるのに、会社が認めてくれないなら、その実力を持って他社に移れば良いだけのことです。
■ 上司や同僚の陰口を言う人
上司や同僚の陰口をいい、会社への不満を口にする人はどこにでもいます。そういう人は、仕事が特段に出来る人ではないのが普通です。要するに自分の働きを差し置いて、評価や収入が見合っていないというところに不満があります。それが、自分より働きが悪いと思える人やろくに仕事もしないでもやっていける上司に矛先が向かう訳です。
■ サラリマーンの社会とは
その不満を持っている人は、サラリーマンの社会を理解していません。もし、本当に仕事が出来るのであれば、サラリーマンの社会では、この先ずっと満たされることはないでしょう。会社は、家族とは違います。会社のために働いているという意識は間違いです。自分のために働いているに過ぎません。
サラリーマンの社会は、仕事が出来る人と出来ない人が混在していて、仕事が出来る人が出来ない人をカバーして一つの仕事をやり遂げていく社会です。
■ 仕事が出来る人、出来ない人
従ってサラリーマンで仕事が良く出来る人は、サラリーマンである限り不平不満は常に存在し、甘受するしかありません。非常に損な社会であります。逆に、それ程仕事が出来ない人にとっては、サラリーマンは悪くない社会です。
■ 仕事が出来る人は
仕事が出来る人は、自分の実力が発揮できると思う他社に移るか、独立すれば良いとかいてきました。一度、トライしてもいいのです。そこに至って自分の実力が如何ほどで、今までいた会社が自分にとってどれほど恵まれていたか、いなかったかが知れるというものです。
また、今の時代では実力があれば転職は当たり前になりつつあります。ところてん式に昇任が見込める時代ではありません。違う会社から、出来る人を引っ張って来て、管理職に据える、というような時代です。終身雇用制度は、破綻して久しいのです。
転職や独立してよかったと思えるかも知れませんしね。
ただ、それをやろうともせず、飲み会では、上司や同僚の陰口や会社の方針への不満などは止めてもらいたいものです。
また、転職して自分が批判や陰口を受けることがないように、そいう人のために祈るばかりです。