聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

本当に魅力ある人とは

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画像出典:ASAHI.com

 

魅力ある人とは、万人にやさしく振舞える紳士といえる人でしょうか。人を非難したり、自分を前面に押し出して主張するなどあり得ないような人でしょうか。

 

■ 不真面目でグレている

若い女性でも、まじめ一本槍やいつも優しい男性が「ステキ!」とはならないのは、今でも同じでしょう。少し不真面目でグレている位の人の方に惹かれるものです。それは、男性から女性を見るにしても、そう違いはしません。その方が、魅力的に思えるのです。

 

■ ハラハラするような人

少し不真面目でグレているような男性には、どこかにハラハラさせるものがあります。何をするか分からないハラハラがあると、厭な部分ではあるのですが、少し正体が不明である部分が残っているのが魅力の方が勝ってしまうものです。

 

■ 例えば

例えば、アメリカでも、日本でもホワイトハウスを去ったトランプ氏のような存在には、熱烈な支持者がいます。ホワイトハウスから去るトランプ氏を見送るこれらの人たちは、バイデン氏の大統領就任に喜んだ人たちより、熱烈でした。

 

■ 魅力は嫌いと好きが半数の人

彼は、大統領を去るまで、その言動が強烈で強引でした。

アメリカでも日本でも大手メディアは、こういう人間を嫌います。それは、これまで積み上げてきた常識が通じないからでしょう。それに拠れば、彼は理解不能になります。それが、自分たちの常識を破ってしまうことで、脅威と映るのでしょう。

 

まして、一国の大統領であれば、尚更不信が募ります。従って、反トランプも強烈でした。その反動というか、袋叩きにされる者に対して狭義心を持つ人々も少なくなく、擁護したくなるものです。

 

したがって、今回のような大手メディアや議会から強烈な反発を食らえば食らうほど、彼を熱烈に擁護したくなるのは、結局、強烈な個性の持ち主であるトランプ氏の魅力に外なりません。

 

■ トランプ氏は絶滅危惧種

わたしもトランプ氏のようないわば何かを唐突に主張し、実行するしてしまう人が嫌いではありません。むしろ既成概念を壊してしまうような彼が大好きです。

 

反発の強いが擁護者も多い。つまり二者が互いに強烈に綱引きをしていて、やや形勢不利である氏のような人には特に魅力を感じます。

 

ホワイトハウスを去ったトランプ氏ですが、彼のような強烈な個性の人は、日本はおろかアメリカほどの国においても、まずは他に居ません。今後も出て来そうにもありません。いわばトランプ氏は「絶滅危惧種」であります。

 

■ 魅力は尾を引く

彼が去って、アメリカは平凡なバイデン政権に戻る訳ですが、暫くすると、面白くもおかしくもない大統領になってしまったことに、

 

『あいつ(トランプ氏のこと)は、無茶苦茶なことを言い出す奴だったが、いた間は厭だったが、いなくなると何だかさみしい。いないとつまらない』

とか

『バイデン政権はつまらん!』

 

アメリカ国民はおそらく、いやきっと言い出すことでしょう。