生活をしていくためには、いつもそこに必要な生活物資の余力を備蓄しておくことは、必ず必要でしょう。平穏無事な毎日であっても、いつ暗転するかは誰にもわからないことですから。
しかし、それらを備蓄しておくにも程度はあります。
■ ティッシュペーパー
ティッシュペーパーは我が家の備蓄の最も量の多いものです。ロフトにもいつ買ったものかの判断の付かないものが相当あり、しかも2階に各部屋やローカ、階段にも、5箱まとめた手付かずのそれが置かれており、又、ちょっとした隙間にも入れられています。
花粉症の妻が、ティッシュペーパーが切れると大変なことになるのは分かるのですが、それでもその備蓄量は多すぎる気がします。
■ お菓子
お菓子も買いだめが多いものです。賞味期限が切れたチョコレートなど、白っぽくなっていて、食べるのも不安です。しかし、食べました。味は相当落ちていましたね。そのほか、飴はくるんだ紙にべっとりと付いて、とても食べる気になりません。
■ 野菜
野菜も、非常に短い期限の物で買いだめは出来ない。ジャガイモや玉ねぎは少し長めですが、これも買いだめが多く、これから暖かくなると、いつの間にか台所の床に置かれているものからは、新芽が出たりして、どちらもそちらに栄養を取られて萎(しぼ)んでいるのを見かけることになります。
■ が、意にかけず
妻は、それでも意に介せず妻は安かったからと買い続けます。
「安い」という思いは、彼女の脳裏から直接「買う」という行動に結びついているのでしょうか。ほぼ、条件反射として買い物かごに入るようです。
「安い」と判断すると、買わずにはいられないということでしょうか。過剰備蓄はこうして起こるのです。