聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

掛け時計の修理

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そのものずばりではありませんが、こんな感じのものです。

画像出典:Amazon

 

掛け時計が遅れるようになり、やがて針が一か所で痙攣するかのように小刻みに動きはするが、進まない。そういう状態になったので、決心して分解を試みました。

 

■ 自信なし

しかし、こういう精密機械とか電気とかは全く不案内で、分解して直せるのかより、直せなくても、元の通りに戻せるのかも自信はありませんでした。それほど高価なものではないので、駄目であってもあきらめて新しいものを買ってもいいと思ったのです。

 

■ 分解

分解してみました。ムーブメント(稼働部分)が5㎝角のプラで覆われたセットになっており、これをそっくり交換したら、間違いなく動くようになると思えました。今では、この部分も100円ショップで売られているくらいですから、それが分解した時計に合うかどうかは分かりませんが、最悪はそれ試してもいいと思いもしました。

 

■ 難攻

掛け時計の裏の覆いを外すのはねじ止め4か所で難しくはありませんが、中のムーブメント部分を開けるのには少し難しそうで、

「うんうん」

とか

「これか、違う。えい、クソ!」

などのひとり言を言いながらようやく蓋を開けることに成功しました。

 

さあ、ここから原因究明だ、と思っていると、構成している部品が一つありません。歯車の一つのようです。どうやら、ムーブメントの蓋を開けた時に少し時計が動いて、テーブルから床に落ちたようです。そういえば、テーブルで一度跳ねて、落下したようにも思えました。

 

■ 部品見つからず

散々に床を探したのですが、見当たりません。大掃除をすれば良いのですが、もうすっかり嫌気が差して、分解してばらけた状態で、半月程が経ちます。

『直ったんかいな?』

と嫁はききますが、

『現在修理中』

とだけ答えています。そろそろ、床に行方不明の部品を見つけないと、家族の非難や嘲笑が怖い。

 

しかし、大海に落とした金貨のようにどうしても必要だが、小さな部品を探すことはとてつもなく大変だと思うと、気が滅入る。椅子のキャスターの下敷きにはなっていないし、それが動くであろう範囲は無いことを確認しています。

 

気が向いたらまた挑戦です。部品探しにまずは。