聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

マンションで階を間違える

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このマンションに住んでいた訳ではありません。イメージです。

画像出典:business journal

今の住まいの前は、相当な古さのマンション住まいでした。11階建ての9階が、わたしの住まいがある階で、全体で50戸近い世帯数の京都市としては、比較的大きな建物でした。

 

9階からの外部への出入りは、無論のことエレベーターを利用します。何かの拍子に2基あるエレベーターの1基が故障などとなると、もう嫌になるほど利用し辛くて面倒な暮らしになるのがマンションですね。

 

■ 乗ると勝手に動き出す時

わたしの場合ではありますが、別にアルコールに酔っていなくても、帰るべき住まい、部屋番号を間違えることがありました。

 

出先からマンションの1階のエレベーターの前に来て、運よく1基が到着している。そいう状態で、扉を開けて乗る、そしてボタンを押さないままに扉が閉まる、そして動き出す。

 

こういう時ってありますよね。自分がボタンを押していないのに勝手に動き出す時は、他の階で誰かがエレベーターを待っている時です。

 

■ 自分の階と思い込む

そして、エレベーターが止まるが呼んだであろう人は、もう一基のに乗り込んだのかその場にいない。すると自分の降りる階に到着したと何故か思い込んでしまう。頻繁ではありませんが、乗る前から何か考え事というか、ボーととしていて、特に注意をしていない時などにわたしには時々ありました。

 

そして、自分の住まいの前にきたと思い込み鍵穴にキーを差し込む。しかし、合わない。

『あれ、おかしいな』

とブツブツ言いながら繰り返したあげぐ、表札を見ると、一つ下の階だった。急いで、その場を離れる。扉が中から開けられる前に。そうでないと不審者と思われかねないと思うから。

 

これは不思議に、わたしの住まいの階より上では、同様のことは一度もありませんでした。

 

■ また、ある時

また、ある時には、自分の部屋だと思って何も考えずに取っ手を引くと、鍵も開けていないのに開いたりすることがあります。

 

『おや、鍵を掛けずに出かけたか知らん』

と思いながら、入ろうとすると、

 

『どちら様でしょうか?』

と不安げな、母子らしい人が、扉から少し離れて立っていたりしますと、

 

『すみません。間違いました』

などと、いって玄関ドアを閉めて急いで立ち去るなどと言うこともありました。

『鍵を掛けて置かな、いかんでしょうが、、、』などと、勝手なことも言えませんしね。

 

■ 紛らわしい

どの階も同じ造りなので紛らわしい。

わたしの同じ建物の中であってさえこのありさまです。よく似た棟がいくつも並んでいる地域に住まっている人たちは、棟すら間違えることってないのでしょうか。