わたしのように頭ある毛が寂しくなった人間には、露出することになる頭の本来の形が気になることがあります。読者の大方の人には、無縁な話かもしれない。髪の毛がふさふさの時には感じなかったことです。
■ 後頭部の形
正面からわたしの顔を見ると上下に反転させても、どうと言って変わらないような、ほぼ長方形の角が取れたような形で、それはそれ程悪いとも思いません。が、顔の横から見るとその感想はかなり落胆に変わります。
後頭部が、断崖絶壁となっているからです。
■ レーニンの後頭部
このブログの冒頭に掲げた画像は、レーニンの物で彼も禿げ頭期のものではありますが、その後頭部は緩やかな放物線を描いて、品よく膨らんでおります。わたしの、断崖絶壁の後頭部のように蠅さえ止まれないようなことはありません。
このレーニンの後頭部の形状がわたしにはとても羨ましい。今更ではありますが。
■ レーニン風の後頭部か身長か
では、
『レーニン風の後頭部に変えるか、その短い身長の解消か、どちらかを一つを望みの通り叶えてやろう』
神と思(おぼ)しき方から言われるなら、勿論、迷うことなく身長の方ではありますが。