テレビの時代劇を見ていますと、敵方の探索を身をひそめて行う場面などがあります。
そういう時、カメラワークもあるのでしょうが、相手方からは絶対に丸見えの筈なのに敵方はまるで気が付いていないような立ち位置がありますね。
■ 木陰
木陰に身をひそめる場面では、ひそめている姿がカメラワークで少し離れた敵方寄りの位置から撮れれることがありますが、どう見てもバッチリと姿を晒していているとしか見えないのに、敵方の見張りはまるでとんでもない近眼のように、それを見逃していたりします。見ていて、
『どこに眼をつけてんねん?』
となる。
■ また、
また、敵方の行方を探るために、「後をつける」という場合でも、電柱より細いような木の陰に隠れても見つからないなどと言う場面もあります。
■ ツッコミ
そういう場面の時には、
『それで見つからないなんて、おかしいだろう』
とか
『ダダ見えになってるやろが?』
などというツッコミがいれたくなるのは、私だけではない筈で、わたしはこう思わず言うこともあります。すると、
『ちょっと、おじさん、ドラマにツッコミ入れても仕方ないじゃない?』
と家族からツッコミを入れられたりします。
『だれが、おじさんや?お兄さんと言いなさい』
などと返しますが、確かにそこはドラマなのでツッコミは入れてはいけません。第三者の視点なのですから。
■ そうは言うものの
そうは言うものの、妻や娘もメロドラマなどではのめり込むと、
『そんなことせんやろ。おかしいだろうが』
などと、わたしに言ったツッコミをそのまま返ししてやりたいような事を、平気で言ったりしますが、わたしは笑いをコラえて、心より
「誰でも大して変わらんわい」と思う。