二週間程前から、洗面所の蛇口から閉栓しているのに、水漏れが発生するようになりました。いわゆる「ポタポタ漏れ」というものです。しかし、我が家の洗面所の水栓の漏れは、その程度ではなく、糸を引くように間断なく漏れるので少し深刻です。
■ レバーハンドル
我が家の洗面所の水栓の開閉は、上の画像のようにレバーハンドル式です。カランを回すタイプではありません。レバーハンドルにもいろいろなタイプがあるようですが、水栓開閉レバーハンドルと水栓の蛇口が別々になったものです。
更に、レバーを上にあげると止水出来るタイプもありますが、我が家のそれは、下に押し下げるタイプでもあります。このタイプは、猫などの動物がいたずらにレバーハンドルを押し下げて水が出しっぱなしになるということが無いようにとの思惑があるとも聞きますが、我が家に猫などの動物は居ません。家を買った当初からの物です。
■ レバーハンドルの右回しと左回し
レバーハンドルを左に回し、かつ、レバーを上にあげますと「湯」が出、右に回すと「水」が出ます。湯加減は、「湯」から「水」までの位置加減で調節できます。水漏れは、左右のレバー位置でこれ以上には更に回せないところまで回すと、水漏れも止まるのですが、それ以外の位置では前にも述べた通り止まりません。
■ 部品交換
ネットで調べますと、レバーハンドルの付いている部分をユニットごと交換するしか解決方法はありません。そこで、品番を調べてネットで取り寄せました。凡そ、六千円でした。
交換方法は、ネットで調べますと、意外に簡単に行きそうなので、始めてみましたが、これが思いがけずに苦戦。
下の画像の赤丸部分が交換すべきところで、必要工具も新たに買い求めて用意も万端に始めたのです。しかし、ネットのように簡単に締め付けられた部品が取れません。時計の針と反対方向に渾身の力をかけても、ビクともしません。
何度チャレンジしてもどうにも回らず。わたしの力の及ぶところではないと思い、メーカーのサービス部門に連絡を入れる最悪の事態になりました。
■ メーカーのサービス
メーカーのサービスは手配が早く部品もすでにわたしが注文して、手元にあることから二日後の昼前に連絡があり、連絡後一時間程して、来てくれました。来てくれた人も、苦戦していましたが、凡そ半時間ほどで、交換完了に至りました。
そこは、さすがにプロの仕業。脱帽です。
わたしの注文した部品が無事にとりつけられ、水漏れも解決しハンドルもこれ程軽かったのかと思うほどの軽々と動きます。水漏れが発生する前には、ハンドルの上げ下げが少しかたかったので、それが水漏れに至る前兆であったのかも知れません。
兎も角も無事に終了しましたが、家を買ってから二十年近く、いろいろな物の故障が目立つようになり、思いもしない出費に泣くことが頻繁です。
■ 支払い
支払いは、部品交換に対するメーカーサービス部門の技術サービス料として凡そ
六千円でした。まあ、それ程安くはありませんが、今回はわたしの手に負えなかったのだし、市中の業者ではこの程度のお金では済まないであろうと思い、納得できる金額と思えました。