聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

掛け時計の修理

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画像出典:FLYME

 

何かを自分の力で修理しようとすることがありますか?

買い替えるには外見上とても綺麗である、それ程高いものではないが買い替えるとお金も必要になる、買い替えた後の現在使っているものの処分にも困る。

 

■ ダメもとで修理

そういう時には、時間が許すなら修理してみようと思うことは誰にでもあることですね。だからといって、修理するもののどの部分をどのようにすれば修理したことになるのかは、よく分からない。要するに、そういう事にはからきし疎いから。

 

しかし、兎も角にも油が切れて動きが悪いだけかも知れないし、ちょっとしたことで動かないだけかも知れないとも思う。まあ、やるだけやってみよう。ダメだったら、最終的に替えかえるしかない。

 

勿論、この場合の修理とは日常の中でそれがないと、生活が出来ないようなものではないことが前提ではあります。直せるか分かりもしない日々の生活でなくてはならないものに手を付けて、より状態を悪化させたりしようものなら、家族から非難轟轟(ごうごう)です。

 

■ 例えば掛け時計

例えば壁掛け時計。これなら、ちょっと遅れる、少し早く進む、時々止まったりするというような事があると、まずは電池が切れかかっているのかも知れない位の見当で始めます。

 

しかし、電池が原因ではないとなると、いよいよここからは、未知の領域への踏み込みです。時計の後ろのコア部分。即ち、時を刻んでいるムーブメントと言われる部分を手に掛けることになります。

 

これが、あちこちいじっても開かないのです。何か、ちょっとしたコツがあるのでしょうが、分からない。力任せにこじ開けようとすると、

「パッキン」

とプラスチック部分が割れ飛んでしまうこともあります。それで少なくともわたしは2つの時計のムーブメント部分を壊してしまいました。それで、同じ轍を踏まないためには、3つめは力任せではいけないと分かり、

うんうんと知恵を絞ってもうまく行かないまま、放置でお仕舞の事の顛末となります。

 

■ 昔の機械

昔の時計でしたら、ゼンマイと歯車で駆動しており、調子が悪ければ

ポンポンと叩くと調子が戻ることだってありましたが、今般の製品はどれも電子機器なのでそれをすると調子が戻るというようなことはまずあり得ません。悪くすると、動かなくなる可能性もあります。

 

結局、ムーブメント部分をそっくり交換するのが一番です。

何と、100円ショップで100円で売られています。今までの努力は何であったのかとおもいます。こういうのが安くであると。