聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

免許更新時の「交通安全協会費」は任意である

 

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画像出典:京都府安全協会


自動車の運転免許更新に行ってきました。

一番心配だったのは視力。年々落ちているように思えたからです。

従って、前日から出来るだけ目を使わないようにしたり、目薬を差したりして一時的にせよ、免許更新時に視力不足で通らないというような事がないようと目を休めておりました。

 

■ 交通安全協会

運転免許の更新手続きは、更新所の一連の流れに沿って進めて行くようになっています。それは窓口に番号が付されており、1から順番に進んで手続きを踏むというものです。その一つの番号に、「交通安全協会」への窓口への誘導も組み込まれています。

『次は5番の窓口に進んでください』

などと4番の窓口で指示されるので、当窓口に行くしかありません。そこに行くと、

『ご苦労様です。暑いですね。(資料をみながら)資料はちゃんとそろっていますね。次の更新は5年後になります。』

などと、柔らかな語り口調を立て板に水を流すように次々と発して、最後に

交通安全協会の活動に賛同いただけますか?』

と聞かれる。そこで、

『はい』

と訳の分からないまま、賛意を発しますと、

『では、2000円頂戴します』

とすかさず請求される。仕方なしにお金を出す。免許更新ハガキにはその金額は書かれていないではないか。それなのに、、、

となってしまう。がもう遅い。後ろに並んだ人もいるのでつい払ってしまう。

 

■ 前回まで

前回までの運転免許更新手続きには、このような交通安全協会の窓口の巧妙?な話術に載せられて、交通安全協会費を支払っていました。しかし、どうもその協会費の明確な収支報告が公知されているようにも思えない。

 

そこで、今回はそういう

交通安全協会の活動に賛同いただけますか?』

と聞かれたら、断ろうと考えていました。

どういう名分で断るるのが良いのか。

『協会の活動の資金の使われ方が不明瞭であり、拒否します』

とストレートに言えば良いかもしれない。しかし、その場で悶着もあるかも知れないし、手続きの進行が遅れるかも知れないと思い

『生活が苦しいので支払えません』

ということにした。

 

■ 交通安全協会費の支払いは任意

そんな言い訳をしなくても、

『任意なので支払いません』

でもよかったと、拒否して支払わなかった後で思いました。つまりのところ、わたしは支払い拒否をしました。2000円は高いと思えた。

 

相手も、「ああそうですか。じゃあ結構です」とは簡単には折れず、

『お住いの地域にもわたしたちは活動しています。ご理解いただけませんか?』

と粘られる。しかし、断固断る決心は揺るがず、

『無理です』

と返し沈黙。すると、

『無理ですか。じゃあ次は6番の窓口へ進んでください』

と諦めた様子でした。多少の引け目も感じはしましたが、これでよかったとおもう。わたしのような人が増えると問題になるでしょう。見直す良い機会になると思います。

 

■ 交通安全協会に入会してよいことはあるのか

交通安全協会に入会料金を支払って良いことはあるのか。

と言えば、

① ベビーカーが期間限定で無料で借りられる。

② 交通事故でけがをして入院すると3万円もらえる。

③ 提携店で割引が使える

④ グリーンのペラペラの免許いれがもらえる。(使う人はいないだろうね)

 

程度の事でありますが、地域によって違うようです。

見舞金がもらえるのは少しも知りませんでした。まあ、そのようなことを大々的に広報していませんので大抵の人が知らないでしょう。

 

次回も入会しません。と今から決心しております。