聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

オミクロン株

 

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画像出典:国立感染症研究所


新型コロナウィルス感染が再び増加してきました。

京都府でも毎日、感染者の発表がありますが、殆どが無症状か軽症です。たまに中等症の人が一人程度はいますが、重傷者はいません。オミクロン株によるものなのか発表される毎日の統計でも今日に至るまで重症者はいません。

 

オミクロン株はテレビで見たところでは、喉から先には進んで行かず口腔内で発症する様で、鼻水や咳が出ますが風邪ではないものの、症状は殆どよく似ています。肺に入り込まないことから、軽症で済むようですね。

 

 

 

■ 無症状の人が一番の問題

感染者の発表が毎日ある京都府ですが、2022年1月7日(土)の内訳を見てみますと、総感染者総数は160人

内、京都府下で49人(無症状者は判明しているだけで2名)

内、京都市内で111人(無症状者は判明しているだけで12名)

でした。

 

このように、無症状者が京都府全域で9%程度います。

無症状とは、新型コロナウィルスに罹患しているのに、その症状が現れない人なので、非常に見つけることが困難です。本人が自覚がないのですから、始末が悪いといのです。

 

そういう人が、ごく普通の生活をしているのですから、早く言えばウィルスを振りまいていると言っていい状況です。

 

そして仮にオミクロン株が殆どであるとするなら、収束は少なくとも無症状者がいなくならないと困難でしょう。

もしかしたら、わたしであったり、読者であったりしているかもしれない無症状者。これは容易には無症状者を抑え込むことは困難でしょう。誰かの濃厚接触者として、ピックアップされて初めて自分が無症状のコロナウィルスの罹患者としれる、ということですから。

 

 

■ 感染スピードを遅らす

対策は唯一つ、感染を送らせて軽症者が順次回復するスピードにまで持って行くことしか出来ません。早く投薬を行い、回復ペースを上げるしかありません。軽症なので心配はないでしょうが、少なくとも隔離程度はしなければならず、放って置くと働き手が居なくなることにもなりかねません。

 

ここでは経済優先はそれでよいのですが、感染が爆発して働き手が隔離されていまえばもっと大きな経済的な打撃になりかねません。

 

まあ、飲食店の時短は致し方ないでしょうね。マスクを外す機会が最も危険で罹患の可能性が高いのですから。まあ、今回(第六波)はおそらく過去最高を軽く超える人が罹患すると思われます。例えば一日に8万人程度は。