聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

FIREを考えていますか?

 

 

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画像出典:nomura


FIRE(ファイアー)をされた読者はいますか?

 

FIREとはアメリカが発祥の生き方を表した言葉です。若い内から積極的に投資を行い、数億の資産を早々と作り、40歳代前半をもってリタイアをする生き方です。正式には、略称で次のように成ります。「FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)」

 

リタイヤ後は、食べて行くために自分の思いを押し殺して、会社勤めをするのではなく、自分のやりたいことや好きな仕事に専念するというのが目的であります。そのための資産作りを若い内から始めるのです。

 

 

■ 種銭

投資には、特別の才能はいりませんが、知識と種銭(たねぜに)は必要ですし、それが多ければ多いほど良いのは言うまでもありません。

種銭を造るために、FIREを目指すアメリカ人は、昼食は弁当持参をしたり、服装や車にお金をつぎ込んだり、愚痴や意味のない会話に付き合うようなことは、決してしません。

種銭であるお金の貯蓄の為に無駄遣いをしません。また、日々の生活でも殆どお金を使わないように心がけ、貯蓄に励みます。

 

種銭は、まとまるまで使うのではなく、少しづつを投資に回します。例えば、債券やREITを順次購入して、少なくとも十年以上保持します。

 

 

■ 目標額

投資で数億円と聞けば、さすがに諦めてしまうしかありませんが、もっと少なくてもFIREは出来ます。ただ、その場合は、ちょっとしたアルバイトなど、日々に多少の収入で補填することで、例えば数千万円で達成も出来ます。

 

余り大きな、目標を立てるとその大きな壁に愕然として失意しかねませんが、4-5000万円の貯蓄を目標にすれば、先に書いた通り、多少のアルバイトなどの補填を行えば、FIREも可能です。

 

退職後の年金は、掛けて来たお金の総額の三割程度しか貰えそうにもないのが現状のようなので、これは頼りになりません。

 

 

■ 何に投資するのか

投資には、いろいろなタイプがありますが、株式は初めてする人には少しハードルが高いので、債券やREITなどで積み立てや一括で運用すれば、10年を超えるような長期に渡って行えば少なくとも税込みで7%を得るような商品はいくらでもあります。これらは証券会社で買うことが可能です。要は、一つの商品に偏らないようにするべきです。

 

貯蓄をして一括で購入するのではなく、毎月一定額を積み立てることも出来ますし、まとまったお金を投資することも出来ます。(一日100円からの投資も出来るものがあります)

 

投資の一つの例では、「全世界インデックスファンド」などが良いかも知れません。そこは、個々の判断に依ります。しかし、少なくとも銀行預金では増えませんし、株式投資は経験がないとなかなか思うに任せませんので、長期に使わないで済むお金は、このような商品に預けた方が無難です。

 

勿論、元本割れも時にはありますが、十年というような長期で見ますとこれまでの実績では総てが5%以上の成績を上げています。

 

出来るだけ早く始めた方が、FIRE出来る近道でありましょう。どうして始めたら分からないというような人は、YouTubeで解説しているものも、ブログや証券会社のPRでも知ることは可能です。出来るだけ多くの意見を聞いて、判断してくださいね。