聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

直ぐやらない人

 

 

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画像出典:ダイヤモンドオンライン


物事に期日がある時には、わたしはそれが発表されたり自分でやる決心したりすると、即座に取り掛かる方です。先延ばしにしても、やることは決まっているのだから、早めに始めて出来る限り用意万端と思えるところまで進めておきたいのです。

 

それでも、間際になって手落ちがあって、解消に冷や汗をかくことも少なくありません。わたしには、どこかに詰めの甘さが必ずあって、そうい事に大抵の場合で成るのがごく普通なのです。

これは、これ程に長年生きて来ても埋めようのない能力の欠如であって、出来るだけ早く始めてそれらを極力少なくするしかないといつも思う。それで、何でも早く始めないと気が済まないのです。

 

 

■ 妻は

一方、妻はわたしとは正反対。

わたしはわたしのやるべきことさえやればいいのだけれど、妻のギリギリまで放っておく遣り方には、口は出さないものの相当に気になる。わたしの性格からして、ギリギリまでの放置がありえないことに思えるのです。その先延ばしの心根が理解しがたい。

 

しかし、ここでわたしが利害があるとか、関りを持っている以外では、とやかく言えるものでないし、ギリギリのところではそれをやるのだから、黙っているしかありません。

 

それでもたまりかねて、

『例のあれ、もうやった?』

といかにもこの場で思い出したように聞いてみます。その場合大概、妻は

『まだ何も手を付けていない』

と答えるのが常です。

 

『早くしておいた方がいいよ』

とわたしは平静を装って返します。

『わかってるって!』

と少しいら立って答えたりされると、

「わかってるなら早よ、せんかい!」

と内心で怒っても口には出しません。

 

これまでから、やるべき期日が近づくと、妻は深夜に及んでまでそのことに係りっきりになったり、早朝暗い内から起きて行ったりするのを見ているから。それは、妻の性格なのです。これは、一生変わらないでしょう。

 

 

■ 早くしなかって良いことも

何事も決めたり決められたりすると、直ぐに取り掛かるのは良いことだと思う。しかし、そうでないこともしばしばあります。しかし、しばしばです。その時の判断は難しい。

 

早くやらなかったことで良かったこととは、何かの重大な判断や決断を下さなければならない時にあります。考えが足りないこともありますし、状況が日時が経つと思わない方向に向かうことがあります。

 

手続き上の事なら、決められたことをすれば完了しますが、何かに決断を下す時には熟考も必要です。即断して無論良いこともありますが、期日までに状況が大きく変化して、自分に有利になる場合や正反対に自体が動くこともあります。

 

この時には、ギリギリまで行動や判断を遅らせることも選択肢で良いと思います。が、先に書いた通り、決められた仕事や手続き用意などには即座に行動した方がよい。

聞いていますか?奥さん。