聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

満遍なく投資をする

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画像出典:スルガ銀行
特定の投資を進めているわけではありません(筆者)

ロシアの天然ガスや石油などに大きく依存して来た欧州は、ロシアのウクライナ侵攻によって経済制裁の名のもとにこれらの天然資源の輸入を規制したが結局、自分たちも返り血を浴びることになりました。一番エネルギーのロシアに依存しているのがドイツ。

 

「ドイツは2020年に、石油34%、天然ガス55%、石炭45%がロシアからの輸入だった。特に、天然ガス国内需要の9割以上を輸入に頼り、加えて輸入の半分以上をロシアに依存していることになる。」(2022/03/22のジェトロの記事)

 

ロシア一国への依存度が高すぎますね。

ここで大切なのは、エネルギーを外国に頼るとしても、一国に偏らず分散しておくことです。また、ドイツのように原発を捨てて、天然ガスにのめり込むように傾倒してしまった事も大きな失敗でした。

多様な電力を万遍なく取り入れておれば、有事にここまで慌てふためくこともなかったでしょう。天然ガス火力、石炭火力、水力、バイオマス、太陽光力、風力、波力、地熱力など分散を怠る事無く投資しておくことが大切でした。

 

■ 我々庶民も

そして、わたし達の生活においても同様です。こんな記事がありました。

financial-field.com

こういう記事は非常に多く見つかります。

バブルの頃には裕福に暮らせていたのに、ちょっとしたきっかけで生活が苦しくなり始めたというものです。バブルの頃の生活から時代にそくしながら変化し得なかった人たちは、その後の長いデフレの中で、身ぐるみを剥がれるように、財を喪失し続けてきています。

60歳にもなれば年金暮らしで行けると思っていたものが、さにあらずというような事態に嵌まり込んでしまっています。

 

お金がなければ、この記事の様に働くしかありません。生きているためには働くしかありません。こんな筈ではなかったという思いだけが残っていることでしょう。さすがに月5万円は辛すぎます。

 

 

■ 若い頃から投資を

収入には大抵の家庭が、お父さんの稼ぎだけに頼らず、お母さんも一定の割合で稼ぐ道を付けて置くことが大切です。勿論、現状の日本の家庭は大抵がそのようになっているようです。また、老後に貯金が無く、年金が5万円というような、行き詰まりにならないように、早くからお金を育てておく必要があります。

 

お金のことを言うと、日本人は厭な顔をしますが、しかし、裕福であり続ければその余裕も見せることが出来ますが、5万円の年金だけとなれば、見栄もへったくれもありません。そうことにならないように、自分の老後をどのようなお金で暮らすのか、道筋は付けて置きたいものです。

 

お金が育てて大きく成長させるには長い年月がかかります。

僅か数年で博打うちの様な手法で多大なるお金を手にすることは、余程の幸運が無ければあり得ません。

 

国内外の株式や国内外の投資信託、国内外のリートに少しづつ何十年か先を見越して年率6%のリターンを目指して投資して置くことは、ちまちまとしたやり方ではありますが、一般人が将来に備えるには、限りある方法のひとつです。最終6%は、これまでの投資会社のどの投資会社の投資の実績で成し得ている既定事実です。自分が働ける間に、これに乗っかってお金も育てていく必要があります。

 

分散し出来るだけ、一つの投資を集中させないことが大事です。最初の頃はわたしも集中投資をしておりましたが、少し小銭が貯まると分散投資を始めました。これから先、どんな事があるか知れませんので、貴金属などの投資も月づき少額で初めても良いでしょう。

 

勿論、お金儲けの才能が秀でている方には、この限りではありません。