聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

売りに出された家の敷地の雑草

画像出典:ミツモアmedia
本文とは関係のない画像です。イメージはこんな風ですが。

 

わたしの家の道路を挟んだ、斜め向かい側の家の木造住宅が空き家になりました。

分譲時に我が家と同時に入居したのですが、どんな都合があったのでしょうか。今年の初めに引っ越して行きました。特別に懇意にしていた訳ではないものの、身近な一家が去って行くのは一抹の淋しさがあります。

 

夫婦共働きで、子供は3人。ローンが厳しかったのかもしれない。一番上の子が大学に来年から通い始め、その下は私学の高校へ入るようですので、教育費が重かったのかなと勝手な憶測をしています。

 

■ 空き家はまだ売れていない

その家族が去ったのを見計らって、どこかの不動産会社が改装に入りました。数か月をかけて内外装をやり直して、既に20年を過ぎたばかりの中古物件としては、申し分なく美しく仕上がりました。

 

ところが5月ごろから売り出しているのですが、まだ買い手が定まりません。月に1-2組の見学者が来てはいますが、成約に至らないままです。

不動産会社も、毎日詰めてきているようではなく、見学申し込みがある時だけ出向いてきているようです。玄関には売り出し中の貼り紙や外には旗も立っています。その上、パンフ入れも郵便受けの様に設けて自由に取れるようになっています。

 

■ 外回り

建物から少し張り出した玄関の横に、普通車が一台停められる青空のガレージスペースがあります。そのほかには、ほぼ敷地一杯に建物が立っており、犬猫以外に隣家との隙間を通り抜ける余地はありません。

玄関とガレージは建物のに比較してかなり汚れていると思うのは、あちこちに生えた雑草のせいです。ガレージの端に背高な数種の雑草。1メートル四方程度の作り付けの花壇の植木の横のか細いススキの様な数本などなど。

 

これらは、業者が売りに出したころから生えていたもので、今日に至るまで一度も引き抜かれたことも、刈られたことも無いままであるのです。

 

『あの雑草を抜けばいいのに』

とわたしは思う。

 

わたしが客で、家を見学に来たらそんな雑草が生えたまま、引き抜こうともしない業者の鈍感さを訝しんで直ぐに買う気が失せるとも思う。