聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

トイレに起きたし、寒さは厭だし

画像出典:マイナビニュース

 

今年の春と秋はあっという間でしたね。

その代わり冬と夏が長くなる気がします。夏と冬とどちらが好きかと言われればわたしは夏が好き。子供の名は夏子の方が冬子より好きだし。(関係ないか)

 

■ トイレ

夏の間は、夜中にトイレに起きるのも冬ほどには億劫ではない。冬のトイレは面倒くさい。真夜中にトイレに起きるのなら、起きるにはまだまだ早いし、まあ仕方ない。けれども、起きるべき2時間前にトイレに行きたくなったら、最悪です。

 

寒いのでトイレに起きたくない。しかし、2時間も起きるにはある。

ここは辛抱しかなかろうと決心する。横向きに寝ると尿意がまします。上向きに寝る。こんどは腰が痛い。せんべい布団のせいかも知れない。枕もとの目覚まし時計を見る。

 

トイレに行きたくなって、目が覚めてからまだ15分しかたっていない。その間、行きたくない、行きたくないと念じながらじっと尿意をこらえている。また、時計を見る。さっき見た時から5分しか経っていない。どうしよう。トイレに行ってすっきりしたら、また寝付けるかも知れないが、こらえていては眠れない。

 

他の事を考えよう。

「うーん。最近は美人にもミニスカートの似合う若い女性にも合わんなあ。大体、最近のブカブカの女性の衣装は何だろう。布の消費を出来るだけ増やそうというアパレル業者の魂胆か?」

「何時」「まだ、10分しか経っておらんのかあ」

 

他の事を考えよう、、、。寝ている時の腰痛の原因だ。

これがまた相当なせんべい布団。もう30年近く寝ている。買った時はフワフワだった。マットも当時は同じ新品で、寝ると窪みに落ち込んだ塩梅だったのに。今は、年中何だかヒンヤリしているせんべい布団。マットと布団を合わせても買った時のマットの厚さにもならない。腰痛はせんべい布団のせいばかりではない。きっと歳のせいも加わっているに違いない。

 

厚手の敷布のしたのせんべい布団は何故かボロボロ。あちこちが破けて綿が見えている。何かがあって、救急隊員の人にお世話になってしまった時、これを見られるのは厭だな。かっこ悪くてベランダにも干せない、、、

 

「トイレに行ってくるかなあ」

と思いながらもやっぱり温(ぬく)い布団から出る決心がつかない。まだ、多少の辛抱は出来る、、、

「トイレに行くと言っても数メートル程度、行くかなあ」

 

■ トイレに結局は行く

それでも、辛抱をすると尿意は異様に高まってくる。

あんまり辛抱すると膀胱炎になるぞと誰かが言っていた気がする。

「やっぱり行こう」と決心をすると、もう一人の自分が「なんや結局行くんかい!」とツッコミを入れてくる。もう少しの辛抱なんだから。ああ、も少し辛抱してもいいかもな、と辛抱派が優勢になる。

 

しかし、生理的現象はいかんともし難く、ついに決心し決行。我慢を重ねて来たけれどもはや限界。あと40分というとこでトイレに立つ。ああ、すっきり。もっと早く行けば良かった。けど、ああ寒い。

 

布団の中にブツブツ言いながら滑り込む。その布団、まるでトンネルの様に固まっている。古いからね。入って間もなく起きる時間。なんだかあほらしい一日の始まりでした。

 

こんなことありませんか?