先行きが見通せない時代だとか、世界や日本の将来に漠然とした不安を感じることは、いつの時代にも、いつの年にも人々の心にありました。将来が見通せるような人は、実際のところ世界中のどこにも存在しない。
時代は、いつもなる様にしかならないものであり、なる様になって来た。
悲観することなく、また楽観もせず自分の思うところを夢中で進んで行って、ああでもないこうでもないと試行錯誤の努力を繰り返しているうちに、気が付けばいい歳になっていた。
それでいいじゃないか。
それが今年であり、来年であり将来であっていい。
良いお年を。