聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

外壁からの雨漏り対策

 

 

画像出典:はなまるリフォーム


建売の家を買って20年が経過しました。

一見して何処も悪くはないように見えますが、汚れとサイディングの目地に劣化が目立ちます。汚れは今更どうこうすることは、お金が無いのでしません。

 

しかし、問題は外壁のサイディングの目地です。弾性ウレタン目地で12-5年経つと目地のやり替えをする時期にきます。しかし、誰しもローンがありますから、今更そんなお金は都合できません。我が家も放って置いたのですが、結局、目地の劣化から雨漏りしてしまいました。

 

梅雨の頃で、連日雨が続き殆ど上がる暇がないほどの頃でした。居間の壁に一筋の水道(みずみち)がクロスの縦縞の柄に沿って落ちてきます。それは、遠目にもはっきりわかるほどで、雨の強弱に共鳴するように変化します。

 

床に沢山のタオルを敷きバケツを用意して対応しました。梅雨の晴れ間に業者に頼んで目地を上塗りしてもらった結果、漏水はなくなりました。が、これは応急処置です。

 

■ 目地のやり替え

目地のやり替えは、古い目地を切り取り出して、新しい目地に一からやり替える必要があります。火災保険などでも利用できる場合があるようですが、そうなると本格的にやるしかなく、その為の先立つ物がありません。

 

それに、苦心してやり替えても又12-5年するとやり替える必要が出てきます。

 

■ 既存目地に上塗りする

そこで、現在サイディングの目地が傷んでいる部分を主として修理する方法があります。我が家はこれをしております。それは、既存の目地の上に追加で目地を上塗りするという方法です。

 

勿論、施工する業者は反対します。

『そんなことでは、雨漏りを補償出来ない』

とか

『直ぐにダメになる』

などです。

しかし、5年位は楽に持ちますし、費用も3-5万円で済みます。足場ははしごを利用しますので必要ありません。悪い部分のみを少し長めに上塗りしてもらいます。目地は少し窪んでいますがそれを多い被せるように塗って貰う訳です。

 

■ 修繕費の積み立て

修繕費はたとえ月々3000円でも積み立てて置くと、いざという時に役に立ちます。同じ持ち家でもマンションなどは強制的に万の付くお金を徴収しますが、戸建てはそれがありません。そこは計画的に積み立てて置くべきなのです。