聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

プーチンのおそロシア

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プーチン大統領とマーフィー

[モスクワ 9日 ロイター] - ロシア政府は9日、新型コロナウイルスの感染者が累計で1万人を超えたと発表した。1日としては過去最多の1459人が感染、新たに13人が死亡した。

累計の死者は76人。危機対応センターがウェブサイトで明らかにした。

感染者が最も多い首都モスクワや、他の多くの地域では部分的なロックダウン(都市封鎖)が2週目に入った。不要不急の外出が禁止されている。

ロシアの感染者数は当初、多くの西欧諸国を大幅に下回っていたが、今月に入り感染者が急増。モスクワ以外の多くの地域にも感染が広がっている。(後略)

(引用ここまで。引用文:ロイター記事)

 

ロシアで一番に思いつく人物は、上記画像の左のプーチン大統領ですね。早速、脱線ですが、プーチン大統領って、その横のロボコップのマーフィーに似てますよね。私はずっとそう思ってきたのですが。

 

また、ロシアで思いつく言葉は『おそロシア』ですね。「恐ろしや」にかけた言葉ですが、何か底の知れない不気味な国ですね。日本の回りにはそういう国が多すぎます。限りなく不気味な共産国であった、名残が半端なく残っている国です。

 

それでも、ロシアは一応選挙で議員を選び大統領を選べる国ではあります。しかし、議会がそれ程力を持っていません。大統領の強権ばかりが目立つところは、独裁政権色が強く滲んでいます。

 

アメリカも大統領の強権はありますが、国あちこちで彼の批判や中傷も自由に発言できますし、メディアは相対的に政権に批判的です。

 

さて、そういうロシアでも、同じ人間なので、新型コロナウィルスから逃れることは出来ません。ロシアもこのところ急激に新型コロナウィルスの感染が広がってきました。ついこの間は感染者が二桁でした。それが4月7日ころから急増しています。日に四桁まで行くようになりました。

 

3月25日付のロイターの記事では、まだ二けた半ばでした次のような記事が出ておりました。この時すでにロシアは新型コロナウィルスが蔓延していたものと思われます。

モスクワの新型コロナ感染は見かけよりはるかに深刻=市長

2020年3月25日 / 12:50

モスクワのソビャニン市長は24日、病院の視察に訪れたプーチン・ロシア大統領に対し、市内の新型コロナウイルス感染者数は公式発表をはるかに上回っているとの認識を示した。

市長は大統領の側近。広大なロシア国内で新型コロナがどの程度拡大しているか完全に把握できていない現状が浮き彫りとなった。

これまでにロシアで確認された感染者は495人、死者は1人で、西欧主要国の死者・感染者をはるかに下回っている。

大統領は先に事態は制御下にあると発言したが、一部の医師は公式発表がどの程度現実を反映しているかを疑問視している。

(以下略)

(引用ここまで)

 

ナイトクラブ、映画館、児童向け娯楽施設の閉鎖を行ないもしましたが、時すでに遅しでした。今後、ロシアはさらに感染者が増えフランスやドイツ並みに広がると思われますが、プーチン大統領の防疫への手腕が見どころでしょう。

 

 

本日、2020年04月12日(日)、日本時間の8時前のロシアン感染状況は下表です。何と、一日で+1667人も増えています。一日での感染者数も前日比で毎日更新しています。感染者は、さらに増加しそうです。

 

 国名       感染者   前日比    死者  前日比  回復者

 

 

酒好きのロシア人が政府の外出禁止令の出ている今、どれだけ我慢が出来るでしょうか。