デスクトップパソコン本体(ノートパソコンでも同様)は、幾つかのユニットの組み合わせで出来ています。そのどれかが壊れても、動かなくなるか不調に陥ります。その原因がはっきりしていれば、そのユニットを交換すれば良いのです。まあ、誰でもやる気さえ出せば、ユニットの交換実務など簡単に出来ます。
やったことのない、更に悪くしてしまうという不安があるだけで、一度やり遂げればどんなものでも難しくは有りません。パソコンも、思っているほど先端機器ではなく、そう簡単に取り扱いだけで壊れてしまうものでもありません。
ただ、触るにしてもどのユニットが悪いのかの診断は、闇夜で目的物を探すような手探りです。結構面倒でもありますが、新しいパソコンや修理に出すカネを考えて、何とかしようという気になるか、ならないかの差であろうかと思います。
■ パソコンが壊れる
最近、私のデスクトップ型のWindows10のパソコンが壊れて動かなくなりました。断線しているのではないか?線が抜けかかっているのではないか?など、初歩的な取扱説明書にあるすべてのことを試してみましたが、回復しません。
原因をネットで探し、分解やむなくに至りました。新しく買うカネの余裕が殆ど無いためです。
パーツ部分を、ネットの指南で探りながら、電源部から順に探った結果、結局CPU部が壊れていることに行き着きました。そこにたどり着くまで、いろいろなものをネット買い集めて探し交換しました。これは消去法で、高価なCPUを最後まで交換せず、他の安いパーツを交換して、最終的に判明したのでした。
■ 中古パソコンを買う
CPU部は、中古品でも高価なので、それならと、壊れたパソコン並みの能力のあるデスクトプパソコンの中古を、ネットで探し出し3万円で購入しました。性能の割りに安かったのはWindows7だったからです。購入後にWindows10にアップグレードする必要がありますが、勿論、今でもWindows7からWindows10へのアップグレードは可能のようでしたので、
『安いのならWindows7でもよいな』
との結論に至った訳です。
■ 壊れたHDを新しいHDに交換
しかし、買ってからよく考えてみますと、買い替え前に壊れたパソコンは、CPU部が悪かっただけでしたので、ハードディスク部分は無傷な訳です。それに、壊れたパソコンはWindows10でもありましたし、買い替えた中古のハードディスクはWindows7なので、交換して使ってみることとしました。
ネットでは、交換しても動かないという意見と動くとする意見が拮抗していました。
ハードディスクを交換するとなどというと、凄い知識があるように見えますが、誰にでも簡単にできます。メーカー毎に多少の違いはありますが、殆ど接続方法やアダプターも共通ですので、同じ形状の口に合う形状のものを抜き差しさえすれば、簡単に交換できます。
■ 壊れたパソコンのHDで買い替えた中古のパソコン上で動く
壊れたパソコンのハードディスクを、買い替えた中古のパソコンのHDと入れ替えました。電源を入れると気にはドキドキしましたが、普通に起動し、壊れたパソコンと同じ画面が再現され、利用できるようになりました。買い替えたパソコンは、現在はバックアップ用の利用しております。
バックアップ用と書きましたが、今使っている旧パソコンのハードディスクのクーロンです。クーロンとはクーロン牛などのあのクーロンです。「瓜二つ」です。もし、今、使っている旧パソコンのハードディスクが壊れるとこのクーロンを元に戻し、使い続けるという訳です。
クーロンも半年に一度程度は、実施しないとWindowsの更新が後で面倒なので一定の期間が毎に、実施しています。データーは別の外付けのハードディスクにバックアップを取っています。
バックアップにクーロンを取っておくと、なんの設定のし直しもする必要がなく、すべてのソフト、使用環境もそのまま継承しています。新しいパソコンを買い替えて、自分の好みの環境に持ってくるのは非常に面倒なので、今回うまく行ったことが大変ありがたかったです。
尚、クーロンを作るソフトは、ネットでいくつかありますので是非検討してみてください。ハードディスクは、中古品だと激安ですので、容量に見合ったものを買ってください。新品でも1万円前後で大容量もかえます。
■ 部品はネットで販売
結局治りきらなかった、元のパソコンは全部分解して、ネットで売りました。中古パソコンを買うお金の足しになりました。これについては、又別の機会にブログにしたいと思っています。