世界の感染者の増加は続いていますが、すでにピークアウトした国も出てきています。例えばアメリカです。楽観はいけませんが、過度の悲観は全く不要です。
■ アメリカ
現在の世界の総感染者のワースト10か国は下表のとおりです。このうち、感染者数一位の世界の盟主たるアメリカはすでに感染者増加のピークアウトし、減少傾向が続いています。といっても、なかなか、信じがたいことですが、この日ごと感染者数の棒グラフを見れば、納得できるはずです。
テレビなどで、報道されるアメリカの様子は、日本より新コロナ対策ではユルユル感が否めませんが、それでもこのように減少傾向にあります。もちろん、州別に言えば増加が止まらないところもありますが、アメリカという一国を見れば、上記のグラフのようになります。
■ ブラジル
感染者数2位のブラジルも、増加は頭打ちか減少傾向にあります。
■ インド
3位のインドは残念ながら、感染者の増加に歯止めがかかっていません。
■ ロシア
4位のロシアは、きれいな右肩下がりに減少しています。
■ 南アフリカ
5位の南アフリカも明確な現象傾向です。
■ ペルー
6位のペルーは現段階ではピークアウトしたと断言できませんが、増加傾向は終息しつつあるかに見えますが、予断を許しません。
■ メキシコ
7位のメキシコはご覧のとおりピークアウトしています。
■ コロンビア
8位のコロンビアは、感染が拡大する時期が、アメリカなどと比べると遅かったので、まだまだ感染者が増加する気がします。
■ チリ
9位のチリは明確に減少傾向です。しかし、ここから増加しそうな気配もします。
■ スペイン
10位のスペインは日本と同様に第2派のような感染が起きましたが、現在は、グラフのように終息しつつあります。世界きっての優秀なのかも知れません。
■ 日本
47位の日本もグラフが示す通り、減少傾向にあります。最近は、東京で一日に300人の感染が出ても、
「へえ」位です。
まあ、これまで終息しなかった感染症はありませんので、あまり悲観する必要もありません。江戸時代末期から明治維新かけて、日本全国に8回も感染爆発したコレラも何十万人もの死者は出しましたが、終息しましたから。ですが、新コロナウィルスに感染して回復しても、8割の人が何らかの後遺症に苦しんでいるようなので、感染しないに越したことはありません。
最後に世界の2020年08月15日(土)の新型コロナウィルスの感染者状況を載せておきます。
下表の黄色と赤の地のセル部分の数字は、8月08日分です。そのほかは、8月08日までの累計です
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