世界の新規感染者は例外を除き、日ごと減少傾向にあました。しかし、すぐ下の左側の棒グラフの世界の新規感染者数の推移をみると疑念がわきます。先週に比べて横ばいか、増加しているように見えるからです。死者数は明確に減少傾向ですが、日ごとの感染者数が増加していけば、いずれは増加に転じます。
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これから取り上げる国々は、日本の第二波が現在収束しつつある中で、日本と同様の足取りをたどっている国々をグラフを交えてあげます。また、最後には、感染が増加して収束が見えない国、感染者の減少に不安がある国も少し取り上げました。
■ 日本
日本における第二波は、第一波の大きな山を乗り越えて少し平坦地を行き、このまま終了かと思えたのですが、さらに大きな山がありました。現在、二つ目の山を登り詰め、四合目辺りを下山中です。それがすぐ下の画像です。もし、日本が世界に先駆けて第二波入りを経験しているとするなら、参考にして、第二波入りを防いで貰いたいと切に願います。
■ ペルー
第一波が半分程度まで終息してから、さらに大きな第二波に襲われましたが、収束に向かいつつあります。
■ スペイン
スペインは日本とほぼ同様の足取りとなっています。日本は第一波が小さかったのですが、スペインは第二波の方が小さく、第一波の教訓が生かされたと思われます。
■ フランス
フランスは、、第二波が来たと最近のメディアでも盛んに取り上げられています。
■ ドイツ
ドイツに第二波が来たのか、あるいはあったのか、これからなのかは判然としません。が、第二波があるとするなら、小波でした。第一波の経験が生かされたといえると思います。
■ イスラエル
イスラエルは第一波に比べて数倍もの大きな第二波に襲われているところです。
以上以外で、かつ、下に挙げる「感染者が継続的に増加している国」を除いた国は日々の感染者数が減少している国です。(ただし、上位31か国までの調べにおいてです)
感染者が継続的に増加している国
インド
オランダ
感染者の減少に不安がある国
アメリカ もし第二波が発生するなら、トランプ大統領の二選は危ういといわねばなりません。