新コロナ 続・世界的に収束期にある(8/16~8/22)
世界の感染者の増加は総計では続いていますが、すぐ下の表のように世界の日々の感染者数が、頭打ちとなりやや減少傾向にあることが読み取れます。死者数も漸減しつつあります。感染者を出さないことが、死者数の減少にもつながるといえます。
早くから感染爆発が出た国々では、すでにほとんどが日々の感染者数が減りつつあり、収束期にあるといえます。例えばアメリカです。同国は、先週からも減少傾向に変化はありません。楽観はいけませんが、過度の悲観は全く不要です。
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これから取り上げる国々は、延べ感染者の多い国を棒グラフを示して10か国取り上げたものです。 順位は、先週と変わったのは、先週10位のスペインがと9位のチリが入れ替わった点のみです。この両国も、内容はともに減少傾向であり、チリのほうがより優秀であったということです。
■ アメリカ
感染者数一位の世界の政治・経済・軍事の盟主たるアメリカはすでに感染者増加のピークアウトし、減少傾向が続いています。といっても、なかなか、信じがたいことですが、すぐ下のこの日ごと感染者数の棒グラフを見れば、納得できるはずです。
テレビなどで、報道されるアメリカの様子は、日本より新コロナ対策ではユルユル感が否めませんが、それでもこのように減少傾向にあります。もちろん、州別に言えば増加が止まらないところもあるとおもいますが、アメリカという一国を見れば、上記のグラフのようになります。
■ ブラジル
感染者数2位のブラジルも、減少傾向にあります。一時は、どうなるかと思いましたが、このまま順調にいけばいいですね。
■ インド
3位のインドは残念ながら、感染者の増加に歯止めがかかっていません。 もともと、感染者が出るのが遅かったので、それがまだ、ピークに至らないのだと思われます。が、ここ数日は、突飛な感染者数がありません。親日国の収束に向かうことを祈るばかりです。
■ ロシア
4位のロシアは、きれいな右肩下がりに減少しています。
■ 南アフリカ
5位の南アフリカも明確な減少傾向です。
■ ペルー
6位のペルーは現段階ではピークアウトしたと断言できませんが、増加傾向は終息しつつあるかに見えます。予断を許しませんが、世界の国々で収束しつつあることから、このまま減少が続くのではないでしょうか。
■ メキシコ
7位のメキシコはご覧のとおりピークアウトしています。
■ コロンビア
8位のコロンビアは、感染が拡大する時期が、アメリカなどと比べると遅かったので、ピークアウトするのは今少し先かもしれませんが、そう遠くないでしょう。
■ チリ
10位のチリは明確に減少傾向です。先週は再び増加するかに見えましたが、杞憂でした。順調に減少しています。
■ スペイン
9位のスペインは日本と同様に第2派のような感染が起きましたが、現在は、グラフのように終息しつつあります。世界きっての優秀なのかも知れません。先週よりチリとの順位が入れ替わりましたが、新規感染者が悪化したわけではなく順調に減少中です。
以降
11位イラン 高止まり横ばいが続いている
12位アルゼンチン 増加に歯止めかからず
13位イギリス 増加は殆どなし、低位横ばい
14位サウジ きれいな右肩下がりに減少中
15位バングラデッシュ 緩やかに右肩下がりに減少中
16位パキスタン 右肩下がりに急こう配をつけ減少中
■ 日本
47位の日本もグラフが示す通り、減少傾向にあります。この統計は、日本政府の発表のものと変わりません。新型コロナウィルスが弱毒化しているとの根拠のないうわさが出ていますが、それで油断しないように。
感染した人の8割が何らかの後遺症を抱えているとのことなので、若い元気な人でも、かからないようにするに越したことはありません。まだ、先が長い人生なので、体にハンディを持たないようにしてください。
最後に世界の2020年08月22日(土)の新型コロナウィルスの感染者状況を載せておきます。
下表の黄色と赤の地のセル部分の数字は、8月22日分です。そのほかは、8月22日までの累計です
順位 国 感染者延べ 8/23感染者数 死者延べ 8/23死者数