ガソリン代を節約するために、ガソリンを満タンにしないという人は多いですね。多くて半分までとか、何千円までとか、一度に入れる量の基準を設けている場合が殆どです。
■ ガソリンタンクを満タンにしない理由
その理由はただ一つです。満タンにすると、燃費が悪化するからです。
わたしも、新コロナウィルスが流行し始めの今年(2020年)2月までは、そのようにしておりました。お釣りをもらうのが面倒なので、一回につき3,000円と決めていました。
3,000円という金額設定で入れると、ガソリン単価が上がると、同じ金額でも入るガソリンの量は減ります。その逆もあります。
■ 有名な評論家の意見
これについて、ある有名な自動車評論家が
『満タンにしても、満タンにしないで何回かに分けて給油しても、燃費はトータルでは1㎞と変わらない』
と、何かのネット記事に書いていました。
その時は、わたしは
『たとえ1㎞でも、家計にとっては大きな負担だ。何を言ってるんだ!』
と思いました。
■ しかし、、、
しかし、1㎞の違いでも家計の負担になることは、違いはありませんが、例えばわたしの車をE(空タン)からF(満タン)にすると、リッター当たり125円として、60リットル入り、7,500円程度となります。すると、一回に3,000で給油する量の約倍と少しになります。
すなわち、一回の満タン給油で済むところを二回に分けると、一回手間が増えます。家の前にガソリンスタンドがあるのなら、二回に分けてこまめに給油してもよいのですが、最低でも1㎞は走らないと、安いスタンドがありません。
給油に行く手間(時間)と行き来のガソリン代を考えても満タンにしてもいいのではないかと考えるようになりました。それに、ちょっと遠出になってしまっても、帰りが不安で追加給油しておいた方が、いいことはよくあります。そういう心配が満タンの場合、殆どなくなります。
■ 出先で安いガソリンスタンド探し
思わぬ成り行きで、ちょっと遠出してしまった時などには、安いガソリンスタンド探しになります。
『あ、ここは高い。次のところは、安いけど道の反対側かあ』
などといいながら数キロから、5㎞以上無駄に走る結果となることも少なくありません。いつも入れているガソリンスタンの単価に近いものをとどうしても固執してしまうからでしょう。
■ 結局、高いガソリンを少し
結局、そういう時には、いつもの家の近くのガソリンスタンドより高いガソリンを、家までぎりぎりになる程度の量を入れることになります。
それで家近くのガソリンスタンドに帰ったら、また給油。この手間は、勿論、満タン給油であってもそういう成り行きになることもありますが、ガソリンの満タンのFを超えて入れておくと、そうい事はかなり少なくなります。
■ 結論を言えば
わたしは3月ころからは、ずっと満タンまで入れています。それで、それで得なのか、はたまた逆なのかは、殆どわかりませんが、手間が少ないのと、出かけてもガソリンにヒヤヒヤ感はなくなりました。損得より、ヒヤヒヤ感の解消の方が今回のようなケースではよいのではないか?と思うのですが。