聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

ガソリン代は安くなる筈

 

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画像出典:カーミー


ガソリン価格が随分上がりましたね。

原油先物相場は最高値圏の1バレル=84ドルから下落して1バレル=78ドル程度まで下がってきました。またはそこで足踏み状態であります。ひところの84ドルからいえばかなり下がったと言っていいのですが、ドル円相場で日本円はドルに対して115円台半ばまで下落しているせいで、原油が下がっても円が安くなっているので、ガソリン価格が下がりません。

 

(なお、この記事を起こした時点から、南アフリカに悪く変異した新型コロナウィルスが発見されたとの報道があり、原油は急落して日本時間の11月27日(土)の早朝の段階で、1バレル=68ドル台まで急落しています)

 

 

■ 住まい地域のガソリン価格

わたしの住む京都市内では、現在ガソリン価格は各種の割引を適用しない場合、168円/㍑です。これに、プリペイカード割引や割引券などを組み合わせて3円引きとなります。わたしは、車は満タンする派なので、余程の遠出でなければ20日程は持ちます。

値上がりする時は、ネットメールが娘のスマホに来てそれを給油機にかざすと5円引きになったりします。この時には他の割引は通用しませんが、それを利用して満タンを心がけています。

 

満タンにする理由はいくつかあります。それは以前んにブログでも書いたのですが繰り返してみますと

① 割安な過疎リンスタンドまで、かなり遠い。

② 一回の給油が少ないと、何度も入れなければならないので返って手間。

③ 遠出すると、その地でガソリンスタンドの安い処を探すのに余分に走る無駄。

などです。満タンでの燃費の差は1キロと変わらないとのデーターもあるとのことですし、満タンでもこまめに離れたスタンドまで行って入れるのでも差はなさそうです。

 

 

■ 原油先物が高くなる?

日本は新型コロナウィルスが激減しましたが、ヨーロッパではぶり返して経済活動が大幅に制限されるような状態です。英国、フランス、ドイツ、ロシアでもひどいものです。その他のヨーロッパの地域でも大同小異です。

それなのに原油が取り合いになるような事にはなるまいにと素人のわたしは、首を傾げております。

 

まあ、生産者がコロナ感染の影響を受けたり精製会社や給油会社も同様なら或いは、ガソリンはあるが、販売の手立てがうまく行かないだけであって、原油自体はどこかの流通段階で余り気味ではないかと疑ってしまいます。

 

元々、それ程の高騰する理由など本当のところはなかったと言っていいと思います。ただ単に、新型コロナウィルスがワクチン接種で収束して経済活動が、世界中で一斉に始まる、それによって急激に原油の需要が高まり高騰するという図式だけが先行した感が大きい。

 

そのように実際になる前に、コロナウィルスの感染が再び拡大しました。

 

それ程の需要は、この先暫く起こらないでしょう。おそらく、どこかの流通段階で大ききダブつくはずです。それが今は産油国側が強気であるために表面化してはいませんが、恐らく今後は表れてくるでしょう。

 

 

■ 備蓄の放出

原油の備蓄を国際的に強調して放出する。バイデン大統領が世界に呼びかけ日本も呼応する形になりました。ゴールドマンサックスは、殆ど価格押し下げ効果はないとのコメントを出しましたが、わたしはあると思います。少なくとも備蓄の半分程度まで出せば、かなりの原油価格の押し下げ圧力になる筈です。