上記画像は左は韓国の最大新聞である、朝鮮日報（日本語版）、右側は日本の経済紙である東洋経済オンライン版です。両者を便宜的に画像編集して一つにまとめました。いずれも2020年6月5日の発表データーです。
左の図と右の図では、年齢の並べ順が逆になっており、見づらくはありますが、理解は可能です。
韓国の感染者の年齢層では
1位 20歳代が突出して多くなっています。
2位 50歳代ですが、1位との差は歴然と減少しています。
3位 40歳代
韓国は高齢者になるほど感染者数が少なくなっていく傾向です。
感染者の男女の比率は、韓国の場合は左の画像にもあるとおり、女性の方が男性より約1.4倍多くなっていますが、日本とは逆です。
日本の感染者の年齢層では
1位 20歳代です。これは韓国と同じです。
2位 50歳代 これも韓国と同じですね。韓国ほどの20歳代との差がありません。
3位 40歳代 これも韓国とおなじです。日本でも50歳代と40歳代との差は殆どありません。
日本の場合は高齢者でも感染者が韓国程少なくなっていないのは、高齢者施設の集団感染の結果かも知れません。また、日本のデーターでは、重症化していく場合の年齢層も50歳代から更に高齢層に行くに従い、増加して80歳代では突出して多くなっています。
尚、日本の統計の画像一番下の「不明」には、調査中や非公表が含まれているとの説明がなされています。不明とは、身寄りや定住先が不明であったり、データーが都道府県の集計を元にしており、データーの不整合がある場合の様です。
男女の感染比率
感染者の男女の比率は、この画像には記載がありませんが、別の資料によれば、日本では男性の方が女性より1.2倍多くなっています。これは、男性の感染者の方が多いのは、欧米でも同様です。欧米の場合は数倍男性が多いと報告されています。
トイレ後の手洗い
ネットの記事で読んだものに、イギリスの男性はトイレ後に殆ど手を洗わない、と言った指摘がありました。女性はそんなことは無いと（女性が）報告していましたので、男性の感染者が女性に比べて数倍多い欧米は、同じ習慣なのかもしれません。
一般的に言って、男性より女性の方が、長生きしますのでそれに照らし合わせれば、不思議さはありませんね。新コロナウィルスの感染にも男性の方が感染しやすいのかも知れません。
韓国の6月4日の感染状況の概況
韓国の新コロナウィルス感染者数は、5月初旬からそれまで一桁台から、再び二桁台中近くをやや下回る数で増加しています。増加自体は急激なものではないものの、増加前のような抑え込みが成功していないせいか、減少傾向にはありません。
韓国独自の感染者追跡方法を持てしても、なかなか難しいようです。集団感染（クラスター）が随所に小規模ながら発生しているからだと考えられます。
その集団感染が
今日のブログでは、韓国の感染者の内訳や感染者数、隔離者数、退院者数などの図表が朝鮮日報日本語版に出ていましたので、載せて置きたいと思います。
隔離者は5月25日から、それまで減少傾向から増加傾向に変って来ています。これは、先にも書いたとおり、中～大規模のクラスターが発生したからであろうと思われます。
韓国の新型コロナ感染者39人増、累計感染者数1万1629人（4日0時）
韓国疾病管理本部中央防疫対策本部が4日、新型コロナウイルス感染者が3日0時から24時までの間に新たに39人（4日0時現在）確認され、韓国国内の累計感染者数は1万1629人と発表した。完治した累計患者数は前日より32人増えて1万499人、累計死者数は前日と変わらず273人。
疾病管理本部によると、4日0時現在で累計で97万3858人が武漢コロナウイルス感染症の検査を受け、このうち93万4030人は陰性で、2万8199人が検査結果を待っている状態だ。
韓国の総合感染者総数状況と6月5日（午前零時）発表分の4月から6月までの日別感染者の内訳は下記のとおりです。
これを見ると、新コロナＵカーブとでも言えばいいでしょうか。韓国では、5月5日の一日の感染者が2人であったものが、そこから今日まで次第に増加してきています。まさにＵの字なっています。
これは、感染２派の襲来ではなく、押さえ込めたという油断のせいでしょうか。
