聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

カバンに尺取虫がいた

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これにそっくり

画像出典:kurasi-no.jp

 

先日の朝、わたし一人が早く目が覚めたものの寒いので布団でゴロゴロしておりましたが、いよいよトイレに行きたいのを我慢できなくなり、所用を済ませた事を機に起床することにしました。

 

■ 朝食中に発見

自分で食パンを焼き、コーヒーを入れてテレビを見ながら朝食をしていました。ふと、テレビに前に置かれた娘の手提げカバンを見ますと、体長3-4㎝はあるかと思われる尺取虫が這っているのを発見しました。虫は、カバンを尺取りながら、ほぼ中央辺りに差し掛かっていると処でした。蛾の幼虫で害虫でもあるので、すぐさま、駆除しました。

 

しゃくとり-むし【尺取虫】の解説

シャクガの幼虫。細長い芋虫で、腹脚が二対しかないので、人が親指と人さし指で尺をとるような進み方をする。静止すると枯れ枝に似る。(Gooの辞典より)

 

■ 前日の行動

前日に、わたしたちは行動を共にしており、その時に彼女がそのカバンを持っておりました。しかし、そのような虫が付く自然の中に行ったことはありません。いくらその日の行動を思い返しても、スーパーを二軒はしごした以外には、想い当たりません。

 

一軒目は全国展開の超大手でしたが、虫がいるかも知れないと思われる場所(例えば、観葉植物とか野菜売り場)には近づくこともありませんでした。

 

いま一軒は、地元のスーパーの食品売り場に行きました。ここでは、野菜売り場をうろうろしましたので、可能性としてはここ以外は考え辛い。しかし、相当大柄な尺取虫なので、出荷の際に紛れ込んだとしても、食品売り場の陳列時には気が付くと思われ、結局のところ出どころ不明と結論に至りました。

 

■ わたしの小さい頃

わたしが小さい頃には、尺取虫などは日常茶飯事に見かけることがあり、いつの間にか、体についていることも珍しくもありませんでした。

 

ただ、こんな噂がその頃にはありました。

 

『尺取虫に全身を測られたら、その人は死ぬ』

 

というもので、わたしはそれをその頃にはまことしやかに信じておりました。それで、体に尺取虫が付いているのに気が付いた時には、既に幾らか体を測られたと思われ、その分のわたしの寿命が縮んだに違いないと落胆したものでありました。

 

今から思えば、滑稽な話ですが。