皮肉なこと
「皮肉」とは、辞書に拠れば次のようになりまます。
1.
《名》弱点をつくなど骨身にこたえる事を、それとなしに言う、意地悪な言葉。当てこすり。
「―屋」
2.
《名ノナ》意地悪に見えること。「―な笑い方」「―な運命にもてあそばれる」。予期に反し、意地悪をされたような結果になること。
「―にも、みずから定めた法に裁かれる」
今日は、皮肉にも色々な解釈がありますが、太字の部分の意をもってこの記事とします。
■ 知り合い
わたしの仕事上の付き合いがある男性は、大学時代から水泳で鍛えたマッチョな体と、180㎝を超える長身から、いかにも健康そうでありました。食べ物の量を調節し運動を欠かさない。食べ物の質には何故か、殆ど制限がなかったのはその心掛けの主旨からいえば不思議ではありました。
■ ガンの告白
仕事上の付き合いから離れても、年賀状のやり取りは交わしておりました。すると、近年の年賀状に「前立腺ガン」の告白の記事が印刷で書かれていました。印刷である以上、広報したということでしょうか。
■ 皮肉なこと
皮肉であるのは、彼が人より、恐らくわたしよりは健康に注意していた人であったのに、このようなガンになったことです。
なる時にはなるのかも知れませんが、要するに摂生した生活だから、ガンにならないということではないのでしょう。
だからと言って摂生しない生活ではそのリスクは高まることは間違いのないことでしょう。芸能人に、あれほど見た目に健康そうなのにという人が、ガンを告白したということはよく目にするところです。そういう人に、健康志向は多いのは、何とも皮肉です。
わたしは、一番大事なのは、十分な睡眠をとることであると、根拠なく信じている。
寝ているうちに、一日の中でDNAが損傷を受けた部分の修復が行われるのに、睡眠が足りないとそれが不十分なままに終わり、また一日が始まることになり、それがガンへの引き金になるに違いない、と信じているのです。