聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

暗号資産(仮想通貨)

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画像出典:GMOコイン

 

僅かではありますが、暗号資産(仮想通貨)を持っています。暗号資産とか仮想通貨という言葉が非常に危うい(ヤバイ)取引ではないかと殆どの人が思われているでしょう。ある程度それは正しい。わたしも、疑心暗鬼のうちに買い始めたのです。

ここでは、わたしが今までに知り得た情報を非常に大雑把に書いてみたいと思います。

 

 

■ 暗号資産(仮想通貨)には裏付けがない?

確かに、その暗号資産(仮想通貨)を買うのに確たる裏付けがない、といえば確かにそのとおりなのですが、強いていえばブロックチェーンという基幹技術とその技術上で生まれるいろなソフトウェアが裏付けとなるとしか言えない。

 

それ以外に求めても、ブロックチェーン技術を開発している人にはお金がないのですから、当然かもしれません。

 

 

■ ブロックチェーンとはOSと言ってもいい

基幹技術と書きましたが、パソコンソフトで言えばOSと言っていいでしょう。例えば私達の多くがパソコンを使う時のOSはWindowsが一般的です。しかし、アップルならマックOSですし、リナックスというOSもあります。もっといえば、トロンなども範疇に入ります。

 

つまり、非常に大雑把に言うなら、現在の暗号資産(仮想通貨)はそれぞれがOSを競っているということです。まさに百花繚乱、群雄割拠状態です。どの暗号資産(仮想通貨)が絶対的かはまだ定まっていません。それは、まだロックチェーンという技術がまだ始まったばかりで、どこも開発には苦心していて、絶対的な位置を占めていないのです。

 

互いに優れている点もあれば、他より劣っている点があったりするのです。

 

イーサリアムという暗号資産(仮想通貨)が今最も有力ではありますが、ほかの暗号資産(仮想通貨)にいつ取って変わられるかは分かりません。また、ビットコインが一番多く買われていますし、有名でもあり、また利用もされています。しかし、その多くの場合では、お金の決済に使われており、ブロックチェーン技術としては、イーサリアムなどのほうが進んでいると言っていいと思います。

 

 

■ いつかは統合されてくる

現在の暗号資産(仮想通貨)は淘汰や離合集散を繰り返してやがてそれぞれの垣根が低くなりいくつかに統合されて行くと思われます。まあ、良いとこ取りのOSとなると言っていいと思います。その後は、そのOSにどのようなソフトを作るかによって淘汰されて行くことでしょう。使い勝手が良い、広く開放されたOSに搭載されたものが支持を得てくると思われる。

 

 

■ 暗号資産(仮想通貨)を買うことは技術に投資をすること

つまり、暗号資産(仮想通貨)を買うと言うことは、ブロックチェーンという技術の発展に投資するということです。株式投資ベンチャー企業に投資すると言うのと似ています。まだ海のものとも山のものともわからない企業にお金を出すリスクはあります。

 

お金もないし、有力なコネも知名度もないが新しい技術を作ろうとする熱意は持っている。

 

そこに、将来性を感じて投資をするというわけです。暗号資産(仮想通貨)は結局のところ、ブロックチェンという技術の証として暗号資産(仮想通貨)を発行して資金調達を行っているわけです。うまく行けば、通貨は上がり見返りが得られるかもしれません。

 

まあ、ベンチャー企業のように株式発行ではなく、暗号資産(仮想通貨)で代替します。

 

 

■ ブロックチェーン

ブロックチェーンというのは、結局のところ様々な取引の一部始終を取引ごとに電子ペーパーに記載して行きます。取引が完全に終了するまで、前の取引内容(内容の一部)を次の取引のヘッドラインに載せたものです。あたかもチェーンでつないだようになることからこう呼ばれています。

 

これをパソコン数台で共有していますので、一部を誰かが改ざんできないようになっているのです。というか、ブロックチェーンを管理する人はいません。常に情報を複数のパソコンが共有しているだけです。

 

したがって、誤りが出て訂正をするとしても、過去のものを書き換えることはできません。記録として遡ることはできない仕組みになっているのです。日本の財務省が、都合の良いように記録を改ざんするなどということはできなくなるといえます。

 

この技術に将来性を感じてわたしは、暗号資産(仮想通貨)を買って持っているのです。その暗号資産を発行した発行元がブロックチェーンの技術をどれだけ発展させて行けるかて、その買ったとき暗号資産の価格がどれほどに上昇するかは、見る目が必要でしょうね。

 

暗号資産(仮想通貨)も株式と同じ手法で売買されています。したがって、株式投資をしている人であれば、全く違和感のない取引がすぐにでもできます。ただ、あくまでブロックチェーンという将来性のある技術に投資するのですから、日々の値動きに合わせて売買するというのは、いわば邪道であるとも言えますが、それは人それぞれの考え方でしょう。

 

 

■ 難解な言葉が多すぎる

暗号資産(仮想通貨)を買おうと思っても、最初から躓(つまづ)いてしまいます。

聞いたこともないような言葉が、羅列されており、一つ一つをネットで調べているうちに全体が一体何なのかがまるで分からなくなるのです。

 

これが、現状で暗号資産(仮想通貨)業界の敷居を高くしており、広まらない原因です。

 

難解な横文字の羅列だけで、嫌になります。わたしも当初はチンプンカンプンでした。今でもわからないことがたくさんありますが、わかりやすく解説してくれる人などもいて、大分馴染んできました。

 

日本語に置き換えていえばどうということのない言葉を、わざわざ英語でするというようなことがほとんどです。

しかし、日本で生まれた技術ではないので仕方ないのかもしれません。もし、暗号資産(仮想通貨)を買おうと考えているのなら、このことは半泣きにながらも勉強するしかありません。今は、分かっている者だけで盛り上がっている、同好会のような社会ですので。

 

もし、始めようとするなら、解説本などを参考にしたほうが良いかもしれません。