核兵器が無いと最終的には核保有国に負ける。核の前には無力である。あるいは、日本にも核兵器が必要である。などと説くジャーナリストや政治家は多くは無いもののかなりいます。右派の人には多いです。
しかし、核兵器を日本が仮に持ったとしても、核の管理は大変ですし、今の日本では易々とテロにもあうかも知れないリスクも大きい。多分使うことも無い兵器であり、とても厄介で金とセキュリティの掛かる代物です。
核兵器など持たない方が良いのは、ロシアを見ておれば分かりますね。プーチン大統領は核のボタンを持ち歩いているとか報道されています。危険極まる人物です。特に共産国は権力が集中しているので特に危ない。
■ 核はなくとも核攻撃は可能
プーチン大統領は、わたし達に、核攻撃とは何かを教えてくれました。つまり、核兵器などなくとも核攻撃は可能だということです。
それが、今般のウクライナの侵攻において、ウクライナ原子力発電所の砲撃でした。砲弾が発電所の建屋の屋根に爆発することなく食い込んでいるニュースは、多くの人が見た事です。
これこそが、プーチンの言う核攻撃だったのかも知れません。
確かに、原発の無い先進国などないので、通常の核兵器で威嚇されたら
「我が国は核兵器はないが、核で威嚇するなら我が国は原子力発電所を攻撃する」
と言えば、軍事他国には相応の抑止力となるかも知れませんね。
良いことではありませんが、あくまで抑止力としての話です。
結局のところ核兵器など持つ意味は殆どありません。