「尾生の信」という言葉があります。
中国の春情時代の魯の尾生という男が、橋の下で女と会う約束をして待っているうちに、大雨となって増水したが、そのまま待ちつづけておぼれ死んだという、故事です。今の韓国の日本に寄せる一種の奇妙な思い込みはこれによく似ています。
考えが短絡的で思い込みが激しいのです。
「K-POPが好きなら韓国のことも好きなはず」日本の現状を理解できない韓国社会の"悲しい勘違い"
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なぜ日韓関係はこじれてしまったのか。駐ミクロネシア連邦大使で過去に在韓国大使館総括公使を務めた道上尚史さんは「韓国社会では『K-POPが好きな日本人は韓国全体が好きなはず』と考えられており、自分たちに問題があるという発想があまりない。
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韓国人がこんな風に思うのは、日本の過去の行動にも遠因があります。そもそも、韓国は駄々っ子のように日本に振舞ってきました。何故かと言えば、もめ事を嫌う日本人は穏便に済まそうと、相手の意見を受け入れることで収拾してきました。
そして、駄々っ子であれば、日本が最後は折れて受け入れてくれる。こう考えて韓国の人達は最近までこの繰り返しでやってきました。
安倍元首相が韓国の自称である「強制された従軍慰安婦」についても、最後は日本の方が根拠がないと主張しながら折れて、10億円もの拠出しました。これも誤りでした。
根拠がないのなら、きっぱりと断れない優柔不断な日本政府が自ら窮地に追い入れたに相違ありません。
その10億円の使途も判然としないまま、暫くするとまた同じ要求をしてきます。日本はきっと最後は折れてくれるのだ。何だかんだと言っても日本は韓国が好きに違いない。
韓国の人達がそう思い込むような、あいまいで逃げ腰の日本が足元を見られて、いいようにお金を取られてきたのです。
■ 毅然とした態度
日本政府は、文大統領の元で韓国が日韓の国際条約を反故にしたことを機に、態度をきっぱりとした態度に改める必要があります。しかし、長い間の韓国のごね得体質は、恐らく数年で改まることは無いでしょう。
ここは、10年単位で待つしかありません。それが日本にとっての最上の付き合い方であり、韓国を変える方策です。もっとも、わたしはとてもそれで変わるとも思えないのですが。
明治時代から、福沢諭吉も韓国の本質を見抜いてこう述べています。