聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

今更ながら、新型コロナに感染に思う

 

画像出典:大阪府


娘(26歳)の幼馴染みの女性二人が新型コロナウィルスに感染しました。

この二人は現在ではそれぞれに親元を離れて、別の府県での就職をし一人住まいをしており、相互の行き来は全くありません。従って発症の経路も時期も同一ではありません。

こういう話が知れるのも、わたしたちの町内では、親同士が顔を合わせることで、自然と感染の話も出てくるのです。

 

感染した二人は、軽症で今では回復しているようです。

 

わたしの娘はわたし達と同居しており、新型コロナウィルスに感染したことは幸いにもありません。親と同居と言うリスクを感じて、用心をしているからなのでしょう。

 

以前にも書いたような気がしますが、新型コロナに感染した人が、何故感染したのか?と問われた時、

『何故感染したか分からない』

とか

『感染した思い当たるものがない。』

などの答えは常習的に聞かれます。そして大抵の人は

『マスクはしていたのに』

などと言います。マスクをしていて感染することは確かにあるようです。しかし、そう多くはない筈です。

 

つまり、マスクを外した時に感染した可能性が高い、と言うことになります。自宅以外でマスクを外すという場合は、飲食の時以外はほぼありません。従って、この飲食がどんな状態であったかと言う事が焦点となります。

 

そこが、十分に対策を取らなかったという事が、これらの言い訳の主因であろうかと思います。

 

 

■ 何故感染したかは言えない

「何故感染したかは、わからない」は「原因を言いたくない」ということでしょう。また、「感染した思い当たるものがない」も「思い当たるが、非難されるので言いたくない」と言う風に同様でしょう。

つまり、原因は実際に存在し、認識もしているのですが、対策への心構えの不備を指摘されたり、非難されることを恐れて本当の事を言わないとしか、考えられません。

 

今日、新型コロナウィルスの感染者も漸減しつつあり、今更の感はありますが、かからないに越したことはありません。それに、感染から回復した後でも、後遺症に苦しむ人も少なくありません。まだ、この感染症の実態がはっきりとしておりませんので、将来どんな後遺症が出るかも知れません。

 

今年の冬は、インフルエンザが流行しそうです。

インフルエンザが流行するということは、新型コロナウィルスをインフルエンザウィルスが駆逐したか殆ど世界の片隅に追いやったとも言えなくはないということでしょう。

どちらもかかりたくはありませんが、これまで新型コロナウィルスに掛からなかったからと言って、今後もかからないとはいえません。もし掛かるなら、インフルエンザの方がまだましかもとは思ったりします。