ウィルスの世界にも、自分たちの勢力拡大のための争いはある筈です。
それは、例えば新型コロナウィルスとインフルエンザウィルスとの同時流行であっても、何れかが優勢で次第に一方が勢力を拡大して他方を蹂躙・淘汰してしまうことは、有り得ることでしょう。
今般、東京大学がその検証を行いました。
それが次のような「発表のポイント」である要旨です。
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザが同時流行しているかを検証
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行とインフルエンザの流行の関係を調べるために、世界各地域を代表する22ヶ国について、2019年から2022年までのCOVID-19およびインフルエンザの陽性例数を比較した。
- COVID-19とインフルエンザは、同じ地域において同じ時期に同じ規模では流行していないことが明らかになった。
結論としては、一つの地域において同時期に同じ規模の流行はしていないことが明らかになったとのことです。予想はついていました。