聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

来年の中国

 

 

画像出典:ニューズウィーク


中国はゼロコロナを標榜してきましたが、反発が激しくて部分的解除をし始めています。しかし、ワクチン接種を進めないままに封鎖を解除をすれば、新型コロナウィルスは中国にたちまち蔓延してしまうことでしょう。

 

ゼロコロナ政策は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として、都市封鎖など強制的な取り組みによって市中感染を徹底的に抑え込もうとする政策。特に中華人民共和国において中国共産党が推し進める厳格な行動制限などを通じて、感染症の完全な封じ込めをはかる政策がよく知られている。

過去にシンガポールベトナムなどの国々もゼロコロナ政策を採用したが方針転換している。日本では立憲民主党が提唱した。(出典:Wikipedia

 

まずはワクチンの接種が先だったのにも関わらず、アメリカのワクチンを拒否した結果、例えば、マンションの住人に一人でも、ショッピングセンター内の客に一人でも新コロナウィルスの陽性者が出たら、その場で封鎖して、買い物客も帰ることが出来ない状況でした。たとえ子供でも出ることは出来ません。

 

このような異常な状況は経済に打撃を与えて、中国経済は衰退しつつあります。中国の経済のけん引役の一つである、不動産にバブルがはじけて日本以上の後遺症が出るとも言われています。

 

その上にコロナワクチン接種をしていない人たちは、罹患すると重症化して高齢化の進む中国社会に来年は蔓延する事態となることは想像に難(かた)くありません。中国はアメリカの経済への締め付けと不動産バブルの崩壊にによる後遺症、コロナウィルスの蔓延で経済が低迷し、社会不安が広がる一年と来年はなる気がします。