節約と倹約を重ねて1億円を貯めるに至った男性がネットに取り上げられていた。
努力の末にその巨額を貯めえた事は凄い。だが、この男性は恐らく、そのお金を使えないだろう。使うことは無いだろう。そして使わないままこれまで通りの節約倹約を通し続けるに違いない。
そしておそらく巨額を持ったままで生涯を終えるのではないか。
それはわたしならいかにもむなしい。がその男性にとっては、たのしみであり喜びでもあるだろう。お金を貯める事そのものが目的の人生なのだ。
おカネは大切だし、老後の苦境にも早くから対応して置く必要がある。けれどお金はまた使わなければ意味がない。お金があるという心の余裕は得ることが出来るが、使わなければないのも同然だから。